従業員の心理的脆弱性を防ぐウェビナー
サイバー攻撃の中で、特に注目されているのがフィッシング詐欺です。この手法は人間の心理的な脆弱性を狙った代表的なソーシャルエンジニアリングの攻撃に該当します。2024年2月に行ったセミナー「ヒトの脆弱性を狙うサイバー攻撃」から、多くのリクエストを受けたため、追加開催が決定しました。この件に特化したウェビナーでは、従業員がどのように心理的脆弱性を克服するかを詳しく探求します。
フィッシング詐欺の現状
フィッシング詐欺は、情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ10大脅威」にもランクインしている深刻な問題です。サイバー犯罪者たちは、年々進化するフィッシング手法を駆使し、個人情報の窃取を試みています。しかし、攻撃の基本的な手口は十年前と同じで、心理的な弱みにつけ込んでいます。このような攻撃を防ぐためには、ただ知識を増やすだけでは不十分です。
セキュリティ教育の課題
多くの企業で行われている従来のセキュリティ教育では、知識を習得することに重点が置かれがちです。この方法ではどうしても「ヒト」の脆弱性が見落とされてしまいます。単に知識を詰め込むのではなく、日常的に脅威やリスクに注意を払えるような意識を育む必要があります。このためには、「セキュリティ意識向上」が一つの解決策となります。利用者に日々のセキュリティについて考えさせることで、より効果的に脆弱性を克服することができるのです。
セキュリティ意識向上トレーニング(SAT)
セキュリティ意識向上は、NISTの特別出版物800シリーズでも強調されています。このトレーニングの目的は、各従業員が自らITセキュリティの問題を認識し、適切な行動を取れるようにすることです。フィッシング詐欺から組織を守るためには、リンクを開く前に「何か怪しい」と感じる能力が重要です。この感覚を育てるための手段が「SAT:Security Awareness Training」です。
管理者の負担を軽減するために
本ウェビナーでは、毎年行われるセキュリティ教育の結果を実感できていない企業や、フィッシング攻撃から組織を守りたいと考える情報システム部門のリーダー向けに最適な内容となっています。人的な側面は企業のセキュリティにおいて最後の防衛線ともいえるため、意識を高めるトレーニングが急務です。これには、SATソリューションを適切に運用するためのベストプラクティスを紹介します。
参加の呼びかけ
セミナーでは、「従業員一人一人にセキュリティを意識してほしい」「サイバー攻撃から組織を守りたい」「社員に自らセキュリティを考え行動を変えてもらいたい」と迷っている方に具体的な行動を促す知見を提供します。興味がある方はぜひ、詳細と申し込みは
こちらで確認してください。
主催と協力
本セミナーは、JTP株式会社が主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社の協力のもと、実施されます。参加者が役立つ情報を得られることを目指しており、これからも多様なウェビナーを開催していきます。過去資料や他の募集中セミナーに関しては、ぜひ
こちらをチェックしてください。