岡山南高校生が手がけるグッズが「うらじゃ」で初登場！地元の祭りを盛り上げる取り組み

岡山南高校生が手がける「うらじゃ」グッズ発表会

岡山の地域活性化に貢献する、岡山南高校の生徒たちによる「岡山桃太郎まつり・うらじゃ」のグッズ企画が発表されました。この取り組みは、菅公学生服株式会社との産学連携による実学体験プロジェクトの一環として行われており、地域の魅力を代弁する新しいアイデアを提供することを目指しています。

プロジェクトの趣旨と背景

2014年度からスタートした産学連携実学体験プロジェクト（MPS）は、岡山南高校の服飾デザイン科の生徒が実際のビジネスの流れを学ぶためのプログラムで、今年度はうらじゃのグッズ企画に取り組むことになりました。生徒たちは、様々なアイデアを持ち寄り、厳選された3チームが作品を発表することになりました。商品は2024年の第24回岡山桃太郎まつりで実際に販売される予定です。

発表されたグッズのラインアップ

発表会は2024年7月18日に行われ、生徒たちが自ら企画した3種類のグッズを紹介しました。

1. ねじり棒

鬼の角をイメージした「ねじり棒」は、年代を問わず使いやすくデザインされています。缶バッジがついており、花火をイメージした色使いが魅力的。800円（税込）で200点限定販売されます。

2. あなたのもとにどんぶらこ

「ガチャガチャ」と「ステッカーセット」は、オリジナルの鬼デザインのアイテムです。ガチャガチャは1回200円（税込）、ステッカーセットは150円（税込）となっています。楽しみながら購入できる工夫が凝らされています。

3. ハレバレタオル

多用途で使える「ハレバレタオル」は、大人から子どもまで使えるデザインが特徴です。明るい色合いが夏のイベントにぴったりで、1,200円（税込）で300枚販売されます。

グッズ販売について

販売は2024年8月17日と18日に行われ、岡山芸術創造劇場ハレノワや下石井公園、岡山駅前特設ブースで展開されます。地域の人々が手に取りやすい環境が整えられ、多くの人に楽しんでもらえることでしょう。

地域を盛り上げる高校生たちのコメント

関係者からは、今回の取り組みに対して高い評価が寄せられました。菅公学生服の代表取締役社長・尾﨑茂氏は、生徒たちの独自のデザインセンスに驚き、商品が売れると確信しています。また、生徒たちもデザインから販売までのプロセスを経験したことに感激しており、自分たちの作品が多くの人に届けられることを楽しみにしています。生徒代表のコメントからは、地域へ貢献できることの喜びや、今回の経験が自身の成長につながることが強調されました。