澁澤倉庫がNEXT Logistics Japanへの出資を発表

2022年3月17日、澁澤倉庫株式会社は、NEXT Logistics Japan株式会社（以下、NLJ社）への出資に合意したことを正式に発表しました。この出資は、物流業界における社会課題の解決を目指す一環として捉えられています。

NLJ社は、2018年に設立され、ドライバー不足や労働時間の適正化、さらには環境負荷を低減することを目的とする多様なプロジェクトに取り組んでいます。さまざまな企業と連携し、先進技術とこれまでの知見を融合させることで、幹線輸送スキームの事業化を推進しています。これは、社会全体の効率を高め、持続可能な物流を実現するための重要なステップです。

澁澤倉庫の創業者である渋沢栄一の言葉、「正しい道理で追求した利益だけが永続し、社会を豊かにできる」は、NLJ社の理念と深く結びついており、澁澤倉庫にとっても非常に重要なメッセージです。この理念に則り、業種を超えたコラボレーションを通じて、持続可能で永続的な社会の実現を目指していく考えです。

NLJ社は、資本金756百万円で、代表者は梅村幸生氏です。設立からわずか数年で、物流業界における多くの課題に立ち向かう姿勢が評価されています。新たに仲間に加わった企業の存在が、NLJ社の取り組みに更なる力を与えることでしょう。

澁澤倉庫自体は、1897年に成立し、現在では全国に約60拠点、延床面積約200千坪を有する総合物流企業となっています。また、海外にも展開しており、中国、香港、ベトナム、フィリピンなど多国での業務が行われています。これは、国境を越えた物流の可能性を広げることにも寄与しています。

澁澤倉庫は、物流を単なる移動手段として捉えるのではなく、新たな価値を創造する手段として位置づけています。持続可能な社会の実現は、次世代を見据えた重要な課題であり、彼らの取り組みがどのように進展していくのか、これからの動向に注目です。

より詳細な情報は、NLJ社の公式ウェブサイトや、澁澤倉庫の公式サイトで確認できます。本件に関しての問い合わせは、澁澤倉庫の総合企画部加澤までご連絡ください。