女性活躍推進プログラム
2023-05-12 10:00:02

青山学院大学がデロイトと協力、女性活躍推進プログラムを開始

青山学院大学の新しい挑戦



青山学院大学の地球社会共生学部、エリックゼミが、デロイト トーマツ グループの「Women in Tech」との提携により、学生の事業構想を支援する新たなプログラムをスタートしました。この試みは、学生が社会課題の解決に取り組むことを目的としており、特にテクノロジーの分野での女性の活躍を促進するものです。

デロイトとの連携


デロイト トーマツ グループが提供する「Women in Tech」は、女性がテクノロジー分野で活躍するための支援を行うプログラムです。この取り組みでは、デロイトのプロフェッショナルがエリックゼミの学生に対して、構想の策定から提案書の作成まで、伴走する形式で実施されます。

このプログラムでは、エリックゼミの学生のジェンダーを問わず、幅広い学生が参加できる点が特徴です。また、年間を通じて展開されるため、今後の取り組みが非常に楽しみです。エリックゼミがデロイトとの共同プログラムを実施するのは今回が初めてです。

プログラムの内容


プログラムでは、以下のようなオプション課外授業も用意されています。
1. スペシャリストインタビュー: テクノロジーの専門家やコンサルタントと、学生たちが関連テーマについてインタビューを行います。
2. ビジネスケーススタディ: 最終発表に向けたサンプル提案書の作成レクチャーを通じて、構想のケース作成を学びます。

2023年5月11日には、「Women in Tech」に関連した未来ワークショップが開催され、その様子も公開されています。

学部長・松永エリック・匡史教授のコメント


松永教授は、「今回のコラボレーションは、世界的なデジタルテクノロジーの知見を活かし、学生が社会課題に挑戦する機会を提供します。また、DE&I(多様性と包摂)に関する議論を通じて、社会をより良くしていく取り組みを進めていきたい」とコメントしています。

今後の展望


今後、エリックゼミではデロイト トーマツ グループ「Women in Tech」とのさらなる連携を強化し、社会課題の解決に向けた具体的なアクションを展開する予定です。また、エリックゼミでの成果を基に、留学先の大学などへのプログラム拡大も視野に入れています。

Women in Techとは


このイニシアティブは、2021年に始まったもので、デジタルテクノロジー分野での女性の技術への理解を深め、活躍を促進することを目指しています。学生から社会人まで、女性たちがこの分野で自らの可能性を広げるためのサポートを行っています。

エリックゼミについて


「エリックゼミ」は、学生主体の活動を推進し、外部とのコラボレーションを重視したプロジェクト型のゼミです。地球規模の問題に取り組むことを志向し、新しいビジョンを描くための場を提供しています。

松永エリック・匡史 教授の経歴


松永教授は、南米での幼少期を経て、バークリー音楽院を卒業。プロミュージシャンとしても活動しながら、コンサルタントとして多くの企業での経験を積み、2019年から青山学院大学で教鞭を執っています。アーティスト思考を提唱しつつ、社会問題への取り組みを続けています。

このプログラムは、学生たちにとって貴重な学びの機会であり、未来のリーダーを育成する重要なステップとなることでしょう。

会社情報

会社名
青山学院大学 地球社会共生学部
住所
神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
電話番号

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