三菱一号館美術館は、2024年11月23日(土)に「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展を開催し、長期休館を経て、再びアートの光を放ちます。
本展は、19世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の多彩な版画・ポスターの表現に焦点を当て、美術館のコレクションを中心に、フランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展覧されます。ロートレックが描いた華やかなパリの街並み、個性的な人物像、そして斬新な表現手法を、じっくりと堪能できる貴重な機会です。
さらに、本展では、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953- )が、美術館のコレクションからオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作した新作を世界初公開します。ソフィ・カルは、写真、映像、インスタレーションなど多岐にわたる表現活動で知られ、その作品は常に社会や文化、歴史と深く結びついています。今回の新作は、ルドンの作品とソフィ・カルの感性が融合した、新たな芸術体験を提供してくれるでしょう。
そして、再開館を記念して、11月24日(日)と1月3日(金)には、来場者全員にオリジナルステッカーをプレゼント!休館中に美術館を覆っていた仮囲いの装飾の一部を、服部一成さんのデザインでステッカー化しました。長方形が2種、丸が1種、ランダムに配布されるので、どの絵柄がもらえるかはお楽しみ。スマートフォンやノートPCなど、デジタルデバイスにも貼って剥がせて、耐水加工も施しているので、使い勝手の良いアイテムです。
また、11月23日(土)から11月30日(土)の期間は、チケット窓口で8日間の1+1(ワン・プラス・ワン)キャンペーンを実施。11月24日(日)は、ぜひこのキャンペーンをご利用ください。一般券、大学生券、高校生券を1枚購入すると、もう1枚同券種が無料で貰えるので、友達や家族と一緒に行くのに最適です。
三菱一号館美術館は、歴史的建造物と現代アートが融合した、魅力的な美術館です。ロートレックとソフィ・カルの芸術に触れ、美術館の美しさ、そして歴史を感じてみてはいかがでしょうか。