御殿場コースの進化
2017-11-07 14:29:57
太平洋クラブ御殿場コースが国際水準へと進化を遂げる
御殿場コース全面改修の概要
太平洋クラブ御殿場コースは、毎年11月に行われる男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」を誇る重要なゴルフコースです。このコースは1977年に開場以来、40年以上の歴史を持ちますが、今回の改修は20年以上ぶりの大幅なものとなります。国際水準のゴルフコースを目指し、プロゴルファーの松山英樹氏が監修し、アメリカの名コース設計家リース・ジョーンズ氏による改修が行われます。
改修の目的
今回の改修は、業界の注目を集めるため、「戦略性の高いコース」への進化を目指しています。現在のトーナメント基準では、プロゴルファーたちにとって第1打の落下地点が280ヤードに設定されていますが、従来の御殿場コースは250ヤードに留まっていました。このため、プレーヤーに対してよりチャレンジングな要素を加えつつ、アマチュアゴルファーがプレーしやすいコースを目指す必要があります。
原設計の活用
御殿場コースは加藤俊輔氏の設計によるもので、自然と調和した美しいレイアウトが特徴です。今回の改修によって、この原設計の優れた骨格を生かしつつ、戦略性を高めます。特に、富士山の素晴らしい景観が映えるように改良を施し、訪れたゴルファーにさらなる感動を提供することを目指しています。
改修の具体策
改修のポイントとして、以下の点が挙げられます。まず、シニアや女性向けのティーインググラウンドを追加し、さまざまなプレーヤーが楽しめるレイアウトにします。また、ブラインドホールの改善により、すべてのプレーヤーがスムーズにプレーできるよう配慮されています。
改修スケジュールと期待
改修工事は2024年1月から始まり、10月に完了予定です。工事が完了すれば、戦略的でチャレンジングなコースが新しい「三井住友VISA太平洋マスターズ」を迎えることになります。
名プロの意見
松山英樹氏は、「日本のコースも世界クラスになるべきです。御殿場コースがその一環となれば嬉しい」とコメントしています。また、リース・ジョーンズ氏も「御殿場コースには多大な可能性があります。世界のトッププレーヤーと戦えるコースにしたい」と意気込みを語ります。
この全面改修により、御殿場コースは国際水準のコースへと生まれ変わります。ゴルファーたちからの期待も高まる中、11月の大会が待ち遠しい限りです。すべてのゴルファーにとって一度はプレーしたい夢のコースとして、御殿場コースの進化をぜひ見守っていきたいものです。
会社情報
- 会社名
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株式会社太平洋クラブ
- 住所
- 東京都港区浜松町1-31 文化放送メディアプラス6F
- 電話番号
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