AIと映画制作の革新！上田慎一郎監督ら設立のPICORE株式会社が目指す未来

AIと人間の創造性を融合！映画制作の未来を切り開くPICORE株式会社

映画界に新たな旋風が吹き荒れている。数々の話題作を生み出してきた映画監督、上田慎一郎氏が中心となり設立されたPICORE株式会社は、AI技術を駆使した革新的な映画制作スタジオとして注目を集めている。

同社は、株式会社PANPOCOPINAと麗澤大学Ed Tech研究センターの協力を得て設立された。PANPOCOPINAは、上田慎一郎氏をはじめ、才能あふれる映画監督、ふくだみゆき氏が所属する会社として知られる。そして、AIクリエイターの小塩篤史氏が、その技術力を提供する。

PICORE株式会社の設立目的は、クリエイターが自由に、そして丁寧に作品を創作できる環境を構築することにある。企画段階から完成まで、クリエイターにとって最適な環境を提供することで、エンターテイメント性、社会性、普遍性を兼ね備えた、質の高い作品を生み出し続けることを目指す。

２つの柱：STUDIO PICOREとPICORE LAB

PICORE株式会社の活動は大きく2つの柱で展開される。

一つ目は『STUDIO PICORE』である。ここでは、多様なクリエイターや専門家と協力し、従来とは異なる斬新な手法を取り入れたオリジナルの長編映画を制作。完成した作品は世界に向けて発信される予定だ。また、制作プロセスにおいては、労働基準法の遵守やコンプライアンスの徹底を常に心がけ、クリエイター、観客、そして社会全体にとって有意義な映画制作を行うことを目指している。

もう一つの柱は『PICORE LAB』である。AIを活用した企画調査や作品分析、制作工程のシステム化、そしてメタバース上での会議など、制作プロセスにおける様々な実験が行われる。実験を通して、パワーバランスや先入観を取り除き、より自由な発想を生み出す環境を模索する。第一弾として、上田慎一郎監督による縦型短編映画が制作され、TikTokで公開される予定だ。

100年後に観てもおもしろい映画を

PICORE株式会社の理念は、「クリエイターが自由に創作できる喜びを感じながら映画・映像を生み出し、『100年後に観てもおもしろい映画』を世界に発信すること」にある。上田慎一郎氏をはじめとするクリエイター陣の情熱と、AI技術の可能性が融合したこのプロジェクトは、今後の映画制作業界に大きな変革をもたらす可能性を秘めている。

メンバー紹介

設立メンバーの顔ぶれも豪華だ。

まず、代表取締役である鈴木伸宏氏は、ミュージシャンとしてのキャリアを持ち、数々の映画音楽も担当してきた人物。上田慎一郎氏、ふくだみゆき氏と共にPANPOCOPINAを設立した経験も持つ。

小塩篤史氏は、データサイエンス、人工知能領域の第一人者。AI開発だけでなく、大学教員やAI企業経営も経験してきた。現在はクリエイティブ×AIの領域に注力し、人間の創造性を支援する仕組みづくりを目指す。

上田慎一郎氏については説明不要だろう。数々の映画祭で受賞歴を持つ名監督である。独特の世界観と、観客を魅了する演出で知られる。

ふくだみゆき氏も、アニメーション監督として高い評価を得ている。独特の感性と表現力で、多くのファンを掴んでいる。

これらの才能が集結したPICORE株式会社の今後の活動から目が離せない。