福山城築城記念日が全国初の登録に！歴史を振り返る特別な日

福山城築城記念日、全国初の登録

広島県福山市では、先日8月28日を「福山城築城記念日」として、一般社団法人日本記念日協会に正式に登録しました。この日付は、福山藩初代藩主の水野勝成が福山城の完成を幕府に報告したことに由来しています。福山城の築城を記念する日が全国で初めて登録されたことは、地域の歴史を大切にする思いを表しています。

歴史を振り返る特別な日

この日を記念日として認定する背景には、福山城を築いてきた先人たちの努力と功績を認め、それを未来につなげる意義があります。地域の歴史や文化の重要性について再認識し、それを後世に伝える特別な日として位置付けられています。この登録を機に、多くの人々が福山城に関心を持ち、訪れるきっかけとなることが期待されています。

福山城博物館の無料開館日

福山城築城記念日を祝うイベントとして、8月28日（水曜日）と、関連イベント「カツナリ・デ・ナイト」が開催される8月31日（土曜日）には、福山城博物館が無料で開館します。訪れた方々は、福山城からの歴史を楽しく学ぶことができるチャンスです。開館時間は、8月28日が9:00～17:00（最終入館16:30）、8月31日が9:00～19:30（最終入館19:00）となっています。

福山城博物館の魅力

福山城博物館は、2022年に築城400年を迎えるにあたり、大幅なリニューアルを実施しました。館内には福山城と地域の歴史を学べる大型スクリーンや、インタラクティブな体験ができる展示が豊富に用意されています。例えば、デジタル技術を取り入れた火縄銃の体験や、1番槍レースといった体験型展が好評を博しています。

福山市の魅力

福山市は広島県の東南部に位置し、約46万人の人口を有する拠点都市です。温暖で自然豊かなこの地域は、「ばらのまち」としても知られ、2025年には世界バラ会議福山大会が予定されています。観光名所には、日本遺産に認定された「鞆の浦」や、年々多くの観光客が訪れる「福山城」があり、名寺である「明王院」も文化財として評価されています。豊かな海、山、川の恵みから、地元の食材を活かしたグルメも魅力です。福山のデニム製品は、世界中のハイブランドでも使用されるなど、その品質の高さが光ります。

地域情報や行政サービスについては、福山市の公式ホームページを通じて詳細情報を得ることができます。福山城築城記念日を通じて、ぜひこの歴史的かつ文化的な地域に足を運んでみてはいかがでしょうか？