新潟県のこども食堂へサーモスの調理器具を寄贈
新潟県内のこども食堂は、地域の子どもたちに暖かい食事を提供する場として重要な役割を果たしています。しかし、食材価格の高騰や運営費用の増加が続く中、運営者たちはさまざまな難題に直面しています。そんな中、サーモス株式会社がこの地域の支援を開始し、こども食堂70か所に対してフライパンと真空保温調理器『シャトルシェフ』を寄贈しました。
この寄贈は、2026年3月19日、県庁で行われた贈呈式を通じて発表されました。式には、サーモスの常務取締役で新潟事業所長の後藤亨氏、新潟こども食堂・居場所ネットワークの代表である小池由佳氏、そして新潟県の福祉保健部の担当者が出席しました。
こども食堂の運営とコストの課題
こども食堂は、食事の提供だけでなく、子どもたちが安心して過ごせる場所を提供するために設立されています。その活動は日々多くの家庭に支えられていますが、近年の物価上昇によって運営が厳しくなっているというのが現状です。サーモスの寄贈は、こうした運営にかかる負担を軽減する手助けになると期待されています。
小池氏は、寄贈に対する感謝の言葉を述べ、『このたびの寄贈により、新潟県内のこども食堂の運営が円滑に行われることを期待しています。この活動は地域の子どもたちのために不可欠であり、サーモス様のご理解とサポートに感謝申し上げます。』と語りました。
サーモスの寄贈製品の特長
フライパンは深型であり、一度に多くの料理を調理できるため、こども食堂のニーズに応えます。そして、真空保温調理器『シャトルシェフ』は、火にかけた調理鍋を保温容器に入れて余熱で調理を行うことができ、調理時間を短縮し、安全性を向上させます。また、電力やガス代を節約し、環境負荷の軽減にも寄与します。
後藤氏は、寄贈の意義と期待について述べ、『これらの調理器具がスタッフの負担を軽減し、子どもたちとのコミュニケーションを増やす手助けになればと願っています。地域のこども食堂が、温かな食事と共に、笑顔あふれる居場所となることを期待しています。』とコメントしました。
寄贈式後の活動
贈呈式後、実際に寄贈された器具を使ったメニューが提供されるイベントが新潟市内の『地球の子供食堂と宿題 Cafe ひがしく店』で開催されました。ここでは、地域の子どもたちとスタッフが共に過ごし、交流を深める時間が持たれました。
新潟こども食堂・居場所ネットワークについて
新潟こども食堂・居場所ネットワークは、県内のこども食堂や居場所をつなぐ組織で、子どもたちが安心して過ごせる地域を目指しています。地域の支援を受け、多様な団体と連携することで、より良い環境づくりを進めています。
サーモスの企業理念
サーモスは、1904年の設立以来、環境に優しい製品を展開し続けており、特に魔法びんのパイオニアとして知られています。今回の寄贈もその一環として、社会貢献に努めています。本社は東京都港区に所在し、新潟事業所は燕市に位置します。サーモスの製品は、世界中で愛され続けています。
寄贈を通じて、サーモスは地域における支援の輪を広げ、新潟のこどもたちにとってより良い環境を提供していくことを目指しています。このような取り組みが広がることが期待される中、今後のサーモスの活動に注目が集まっています。