武将の築城の魅力に迫る!河合敦の新著『武将、城を建てる』
2024年9月11日(水)、株式会社ポプラ社から新たな歴史書が刊行されます。それは、人気歴史作家である河合敦氏の『武将、城を建てる』という作品です。歴史探偵などのTV番組に出演するなど、多岐にわたって活躍している河合氏が、今回の書籍で「築城」に焦点を当て、数多の武将たちが持つ目的やこだわりを詳細に語ります。城についての書籍は多くありますが、築城者という視点で掘り下げた作品は少なく、河合氏独自の視点が楽しめます。
本書では、安土城や大坂城、名古屋城、熊本城、江戸城、松山城など、歴史の舞台となった数々の名城が取り上げられています。それぞれの城について、どのような思想や戦略が背景にあったのかが語られ、城の魅力が再発見されます。また、ビジネス論にも通じる考察がされており、歴史ファンだけでなくビジネスマン層にも刺さる内容となっています。城の築城における武将たちの思考と戦略は、現代のビジネスシーンにも通じるものがあるため、多くの読者にとって新たな視点を与えてくれることでしょう。
更に、本書には武将ごとの築城の特徴や主な築城歴をまとめた特別ページも収録されており、具体的には織田信長や明智光秀、豊臣秀吉、黒田官兵衛、加藤清正、藤堂高虎、加藤嘉明、徳川家康、池田輝政、山本勘助といった著名な武将たちが取り上げられています。それぞれの武将の築城に関するユニークなエピソードや戦略的思考の背景を知ることで、歴史の奥深さを体感できるでしょう。
著者プロフィール
著者の河合敦氏は1965年に東京都で生まれ、多摩大学の客員教授、早稲田大学の非常勤講師としても知られる歴史作家です。青山学院大学の文学部史学科を卒業した後、早稲田大学大学院で教育学を専攻しました。これまでに数多くの歴史書や歴史小説を執筆し、講演や時代考証、監修業務など幅広い分野で活躍してきました。著書には『徳川15代将軍解体新書』や『平安の文豪』、『歴史の真相が見えてくる 旅する日本史』などがあります。
この新作『武将、城を建てる』は、戦国時代の名城を築いた名将たちの真意を読み解くことができる貴重な一冊であり、多くの歴史ファン必読の書となることでしょう。興味のある方は、書誌ページやAmazonでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
歴史の情熱を再燃させるこの本で、あなたも武将たちの秘密に迫る旅に出かけてみてはいかがですか。