OSグループの健康経営：2024年度の取り組みと成果

OSグループの健康経営：2024年度の取り組みと進捗

OSグループは2024年度の健康経営において、従業員の健康促進に向けたさまざまな施策を実施しています。今年度の重点活動方針として、健康診断と従業員へのアンケート結果から浮かび上がった「運動」「食生活」への取り組みを強化し、それが最終的には「睡眠」の質向上につながることを目指しています。

健康診断の実施

2024年6月から7月にかけて、全従業員を対象に年に一度の定期健康診断を実施し、なんと受診率は100％を達成しました。特に40歳以上の社員は、2年ごとの人間ドックを受診し、診断結果に応じて再検査や特定保健指導を行うフォローアップ体制も整えられています。女性社員には婦人科検診受診の推奨を行っており、20歳以上の希望者には子宮頸がん検診、40歳以上の希望者には乳がん検診を全額会社負担で実施。新たに乳腺エコー検査も追加されており、より充実した健康管理がなされています。

運動の推進

健全な身体をつくるための取り組みとして、2024年5月から6月に「部署対抗ウォーキングイベント」を開催しました。このイベントには81名、合計12チームが参加し、月間平均歩数の競争が繰り広げられました。優勝したチームには適塩カレーセットが贈呈され、参加者の1日平均歩数は前年の8,150歩から9,070歩へと大幅に増加しました。この成果は、運動意識の向上とともに社内での健康的な習慣を強化する一環です。

さらに、社内環境としてストレッチ用具を本社オフィスに設置し、運動機会の拡充にも努めています。

食生活の改善

食生活の重要性を認識し、毎月8日を「腹八分目運動の日」と定め、社員自身の食事に対する意識向上を図っています。そして新たに2024年7月には「栄養と運動」に関するセミナーを実施し、食事・運動・メンタルのバランスの重要性について学びました。リアルとオンラインを組み合わせたこのイベントには23名が参加し、幅広い知識の獲得が期待されています。

社員間のコミュニケーション

社員同士のコミュニケーション活性化にも力を入れ、感謝の気持ちを伝える「ええことサンクスメッセージ」を行いました。この取り組みには34名が参加し、過去最高のメッセージ件数164件を記録。新たな試みとして社内イベント公募制度「スマカツ！」が導入され、部署を超えた交流の場を提供しました。例えば、「里山遠足」などのイベントが企画され、62名が参加しました。

禁煙の啓発

健康的なライフスタイルの一環として禁煙の啓発活動も行っています。世界禁煙デーに合わせ、禁煙に関する動画をオフィス内に投影するとともに、禁煙外来受診費用の補助を行っています。さらに、社内イントラネットを活用し、禁煙サポートに関する情報提供を行い、挑戦する社員への温かい声援を送る取り組みも行っています。

執務環境の整備

オフィス環境の整備にも注力しており、本社では固定席のない「ABW」制度を導入しています。これは従業員がその日の仕事内容や気分に合わせて働く場所や時間を選べる仕組みで、健康や働きやすさを考慮した設計が施されています。さらに、在宅勤務やサテライトオフィスの活用が奨励されており、働きやすい環境を整えています。

社外での表彰

2024年3月には「健康経営優良法人2024」の認定を受け、特に優良な健康経営を実践している法人として表彰されています。この認定は、地域の健康課題への取り組みを基にするものであり、OSグループの健康経営推進の成果が評価された形となります。

今後の展望

今後もOSグループは、「Your Smiles, Our Smiles.」というブランドメッセージを基にして、健康経営に取り組む姿勢を貫いていきます。健康を基盤にした経営が、人や組織の活性化を促し、最終的には業績や企業価値の向上につながることが期待されます。さらに詳しい活動については、公式ウェブサイトをご覧ください。

OSグループ公式サイト