新レーベル「カドコミ」からオリジナル漫画の単行本が登場！

新たな漫画の旅立ち！カドコミが単行本を刊行

日本の漫画シーンに新たな風を吹き込む株式会社KADOKAWAは、2024年8月7日より漫画配信アプリ「カドコミ」から初のオリジナル漫画単行本を刊行しました。この新しいレーベルは、これまでアプリでしか楽しむことができなかった作品たちを、待望の形でお届けします。

「カドコミ」は2024年5月にスタートし、早くも多くの読者に支持されています。本レーベルでは、ジャンルを問わず多彩な作品がそろっており、今後の展開が非常に楽しみです。今回刊行されたのは全7作品で、これまでの連載時からのファンの期待に応える内容となっています。

次に紹介するのは、新感覚サスペンスラブコメディで、英貴による『みゆちゃんはずっと友達』です。高校2年生の主人公・田原優心とその幼馴染・深川みゆちゃんとの物語は、一見普通の日常を描きながらも、どこか不穏な雰囲気を漂わせています。引っ越したはずの彼女が帰ってきたとき、優心の周りで起こる様々な出来事が、読者の心を引きつけることでしょう。特に、彼女の意外な一面に気付いたとき、どんどん物語に引き込まれていくこと間違いありません。これまで「カドコミ」でのみ読めたこの作品が、単行本として手に取ることができるのは、ファンにとって嬉しいニュースです。

次に、異世界へと旅立つ料理人の物語『傭兵団の料理番』は、梅木泰祐が描き、川井昂による原作が光ります。青年・東朱里が異世界にトリップし、傭兵団の一員として成長していく物語は、料理を通じて人々との絆を深めていく心温まる内容となっています。傭兵団という厳しい環境の中で、朱里がどのようにして自らの地位を築いていくのか、彼の成長に目が離せません。

さらには、剣と魔法の世界での貴族の息子を描く『セブンス』も紹介されます。原作が三嶋与夢、漫画がNagyによるこの作品では、主人公ライエルが一族の華やかさに隠れて苦悩する姿が描かれ、彼の成長が感動を呼びます。過去の栄光から引きずり降ろされる彼が、自身の道を見つける姿に多くの読者が共感することでしょう。

また、元勇者が人外娘たちに挑む『元勇者は、モンスター娘に敗られたい』は、ほりかわけぇすけによるユーモラスで刺激的な作品です。勇者としてのプライドを捨てて「負けるため」の冒険を始める主人公の姿は、読者に笑いとドキドキを提供します。

その他にも、巨悪を倒すために漫画家を目指す警察官たちの奮闘を描く『にこけい！怒りのマンガ刑事』や、異なる存在である忍者と騎士が交錯する『忍者の騎士』、最後には呪われた転校生が中心となる『ひとでちゃんに殺される』など、多様なジャンルが揃っています。

これらの作品は全国書店および電子書籍販売サイトで手に入れることができます。漫画ファンの方々には、この機会にぜひ読み届いていただきたい作品ばかりです。

さあ、新たな漫画の世界が始まる準備が整いました。「カドコミ」のオリジナル作品を手に取って、心を躍らせてみませんか？