NXワンビシアーカイブズが金字塔を打ち立てた理由
株式会社NXワンビシアーカイブズが提供するレコードバンキングシステム「WAN-RECORD Plus®」が、総務省後援の「ASPICクラウドアワード2024」で支援業務系ASP・SaaS部門の「先進ビジネスモデル賞」を受賞しました。この受賞は、企業の情報管理の新しいアプローチを示すものとなりました。
このアワードは、一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が主催しており、日本国内で提供される優れたクラウドサービスに対して表彰されるものです。今年で18回目の開催となり、受賞の栄誉は、各企業の取り組みを可視化し、社会に有益なサービスを広める重要な意味を持ちます。
WAN-RECORD Plus®の特長とその評価
「WAN-RECORD Plus®」は、紙媒体とデジタルデータの両方を効率的に一元管理することができるシステムで、多様な情報を扱う企業にとって強力なツールとなります。主な特長として、属性情報の整備やAPI連携機能を豊富に備え、データの管理や活用を向上させることができます。これにより、分散している情報を集約し整理し、「データの5S」実現を支援します。
特に注目すべきは、情報の安全保管をビジネスとして初めて立ち上げたNXワンビシアーカイブズが、その50年以上にわたるノウハウを活かしてDX(デジタルトランスフォーメーション)時代のデータ管理において新たな「Records Banking System®」という概念を提唱した点です。これが高く評価された要因の一つであり、今後のビジネス環境において重要な役割を果たすことが期待されています。
クラウドサービスへの期待
「ASPICクラウドアワード」の受賞にあたって、NXワンビシアーカイブズはさらなる機能強化とサービス向上に取り組む意向を示しています。この受賞を機に、多くの企業がこのシステムを利用し、業務の効率化やデータ管理の質向上へとつなげることが予想されます。
NXワンビシアーカイブズは1966年の設立以来、情報の安全確保と管理の効率化を追求し続けており、重要な情報の全ライフサイクルをサポートするサービスは多くの業界から信頼されています。現在、東京、大阪、名古屋、九州の4拠点から、官公庁、金融機関、医療機関、製薬業など、4,300社以上のお客様に利用されています。
多様なサービス展開
同社は、従来の情報管理に留まらず、書類のデジタル化や契約管理を行うための新しいサービスも展開しています。2017年に提供を開始した「書庫探」は、書類とデジタルの両方に対応した書類保管サービスです。また、2019年からは電子契約の管理を行う「WAN-Sign」を提供し、2022年にはWeb申し込みから最短5日で利用可能な「WAN-CASE」をリリースするなど、常に顧客のニーズに応えたサービスを展開しています。
これからも、NXワンビシアーカイブズは、情報管理における新たなスタンダードを確立するために取り組み続けることでしょう。これ emを通じて、企業のデータ環境をより良い方向へ導くことが期待されています。