急成長するソーシャルギフト
2019-09-24 11:02:01
新たな形のギフト市場、急成長するソーシャルギフトの魅力と可能性
近年、ギフト市場に新たな血が注がれています。それが、利便性とカジュアルさを兼ね備えた‘ソーシャルギフト’です。この新たな市場はさまざまなニーズに応え、成長を続けています。
まず、矢野経済研究所によって行われた調査によれば、2017年の国内ギフト市場の規模はなんと10兆4,430億円。前年よりも2.3%の微増ですが、2018年は9.1%の成長を見込まれており、ソーシャルギフトの拡大が背景にあります。ソーシャルギフトが求められている理由として、カジュアルギフトとしての使用ニーズと、法人ギフト需要の拡張が挙げられます。
カジュアルギフトとしての需要
最近では、日常的なカジュアルギフトが重視されるようになり、目上の方への贈り物だけでなく、友人や同僚への気軽なギフトとしてソーシャルギフトが選ばれることが増えています。SNSやメール経由で簡単に送ることができるため、手軽でありながら心のこもった贈り物として人気が高まっています。
法人ギフトの需要
さらに、景気が回復する中で法人ギフトの需要も活発化しています。企業のキャンペーンや周年イベント、従業員への福利厚生といった場面でもソーシャルギフトが利用されるケースが増えており、企業のニーズに応える形でソーシャルギフト市場は拡大しています。
海外の先行事例
日本とは異なり、海外ではすでにソーシャルギフトが定番となっています。例えば、スウェーデンで生まれた‘Wrapp’は、欧州全土にサービスを展開し、社会的な文化として根付いています。また、韓国でも‘giftishow’や‘Gifticon’といった人気サービスが2014年頃から普及しており、感情表現が豊かな国民性にフィットしたギフトの形として評価されています。
ソーシャルギフトの利用シーン
日本国内では、ソーシャルギフトは金券など様々な形で利用されています。ある飲食店のドリンクチケットや、デパートの商品券が人気で、贈る側も受け取る側も選びやすいと言えるでしょう。また、ハムや飲料のギフトセットなど、より多様な商品がソーシャルギフトとして展開されており、大手企業も参入しています。
利便性のある法人向けソリューション
‘3X’s ticket’は法人向けに特化したカタログギフトで、企業のキャンペーンやノベルティに合わせた商品の選定が可能です。さらに、オプションとしてアンケートや動画の掲載も選べるため、企業が抱くニーズと合致したギフトの提案も実現できます。
個人向けサービスの多様性
ソーシャルギフトは個人向けサービスにおいても魅力的です。約7万点の品物から相手に最適なギフトを選ぶことができ、URLやカードを通じて送信可能です。その際、動画やメッセージを加えれば、よりパーソナルな贈り物が可能となります。
新たな提案、みやげっと
旅行先のお土産を簡潔に贈れる‘みやげっと’サービスは、贈りたいけれど様々な理由で購入できない問題を解消します。特に、旅行した地方の名産をSNSで即座に送れる点が魅力で、地域経済の活性化にも貢献しています。さらに、‘シオクル’は、地方から見知らぬ土地で生活する子供たちへ、故郷の食材を送るサービスを展開し、親元からの仕送りをサポートしています。
株式会社ギフトパッドの実績
ソーシャルギフトのサービスを提供する‘株式会社ギフトパッド’は、‘感謝’をキーワードにIT技術と物理的ギフトを融合しています。個人向けの‘Gift Pad’や法人向けの‘3X’s ticket’の他、地域の名品が簡単に送れる‘みやげっと’と、地域経済の活性化にも寄与すると共に、企業の成長を支えるソリューションを展開してきました。今後も多様なニーズに応えることで、流通経済や地方創生に貢献することが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ギフトパッド
- 住所
- 大阪府大阪市西区南堀江3丁目9-13堀江家具WESTビルディング4F
- 電話番号
-
06-6537-7562