ネイチャーポジティブの未来
2026-09-15 15:22:36

NTT西日本とサンリット・シードリングスが共創するネイチャーポジティブ事業の未来

近年、環境問題や生物多様性の減少が世界中で深刻な議題となっています。特に近年では、生物多様性が過去50年で約70%も減少しているという驚くべき事実があります。この背景には、企業活動や地域経済が自然資本に依存していることが考慮されており、その重要性はますます増しています。こうした環境問題に対し、NTT西日本株式会社とNTTファイナンス株式会社は、2025年度からスタートアップを対象とした出資確約型事業共創プログラム『Spark-Edge For Next Challengers』を開始しました。

このプログラムの目的は、社会課題を解決し未来社会を創造することで、その中で特に注目されているのがGX(グリーントランスフォーメーション)領域での取り組みです。2026年5月11日から本プログラムの第2弾として、「ネイチャーポジティブビジネス~自然への影響の可視化~」をテーマにした企業を募集し、この度、サンリット・シードリングス株式会社を共創パートナーとして採択しました。

背景



自然資本が劣化することで、企業や地域経済の基盤が脅かされることが懸念されています。生物多様性や自然環境への維持管理は、もはや選択肢ではなく、必須の戦略となる時代が来ています。これを受け、NTT西日本は「ネイチャーポジティブ」アプローチを取り入れ、企業や地域社会が自然環境との共生を実現するための支援を目指します。これまでの調査からも、自然の依存や影響の可視化ができないことや、その後の改善策が不十分であるという声がありました。このプログラムでは、自然への影響を可視化する仕組みを共創し、企業のサステナビリティを経営戦略として取り入れるモデルの構築を目指します。

サンリット・シードリングス株式会社の役割



自らの企業理念として「生物多様性の科学で持続可能な地球生態系を実現する」ことを掲げるサンリット・シードリングスは、微生物の働きや生態系の定量評価技術を用いて、農林水産業を中心とした様々な分野における環境コンサルティングを行っています。NTT西日本との共創により、シナジーを発揮し、ネイチャーポジティブの実現を目指すインフラの構築を進めます。代表取締役の石川奏太氏は、「本プログラムを通じて、企業や地域の実働を促すことができる」との考えを示しています。

採択の理由



サンリット・シードリングスが選ばれた理由は、その技術力と実績にあります。土壌や微生物データを用いて生態系の分析や評価を行い、生物多様性の可視化と共に具体的な改善策の提案を行います。このような取り組みにより、企業は環境負荷の軽減や持続可能な社会の構築に貢献することが期待されます。

今後の展望



NTT西日本とサンリット・シードリングスは、両者の強みを活かして、可視化からアクション、そして持続可能な社会への移行を支援する事業を共創していきます。最初のステップとして、専門的人材やリソースが不足している中でも実施可能な可視化の効率化を目指し、PoC(実証実験)を行う予定です。最終的には、2027年度に事業化を目指しています。

このような取り組みを進めることで、未来がどのように変わっていくのか、その可能性が広がることは間違いありません。


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会社情報

会社名
NTT西日本株式会社
住所
大阪市都島区東野田町4-15-82
電話番号
06-6493-9111

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