東北新幹線のトロリ線を活用した箸置きづくり体験

2025年10月25日、宮城県のJR東日本新幹線総合車両センターでは、第37回新幹線車両基地まつりに合わせて「箸置きづくりワークショップ」が行われます。このイベントでは、東北新幹線で実際に使用されていたトロリ線を利用して、参加者がオリジナルの箸置きを制作します。参加は中学生以上が対象で、各回に10名限定の体験となっています。

トロリ線とは

トロリ線は鉄道車両に電力を供給するための接触電線で、パンタグラフを通じて電力を分配します。今回利用するトロリ線は、古川～仙台間でかつて実際に使用されていたもので、銅を主成分としているため、その特性を活かした作品制作が可能です。

銅師のレクチャー

ワークショップでは、株式会社タゼンの銅師（あかがねし）による専門的なレクチャーが行われます。参加者はトロリ線を“叩く”ことや“磨く”工程を体験し、手作りの箸置きを完成させます。参加特典として、E5系の座席シート生地（新品）がプレゼントされ、自作の箸置きと一緒に持ち帰ることができます。

参加方法

「箸置きづくりワークショップ」のチケットは、2025年10月1日14時よりJRE MALL チケット「東北MONO WEB SHOP」で販売されます。価格は15,000円（税込）で、各イベント開催5分前まで購入が可能です。本ワークショップに参加するには、別途「第37回新幹線車両基地まつり入場チケット」の購入が必要ですのでご注意ください。詳細はチケット販売ページにてご確認を。