SoC検定試験
2019-06-21 16:25:47
IoT時代を見据えた新たな教育プログラム「SoC検定試験 for Arduino」の始動
IoT時代を支える人材育成の第一歩
日本SoC技術者育成協会が2020年1月に「SoC検定試験 for Arduino」をスタートさせました。この試験は、学生や入門者向けにコンピュータサイエンスの基礎を教えることを目的としています。特に、プログラミングやクラウドサービスの知識だけでなく、ハードウェアに関する理解も必要であると認識し、Arduinoを主な教材に採用しました。
SoC検定試験の背景
同協会は、時代の流れとして注目されているIoT(モノのインターネット)において、活躍する技術者が必要不可欠であると考えています。IoT技術が広がる中、それを支えるベースとなるコンピュータサイエンスの基礎教育が急務となっているのです。特に、ハードウェアとソフトウェアの両方を理解することが、今後の技術者に求められるスキルとなります。
「SoC検定試験」は、40問の選択問題が出題され、合格するためには7割以上の正解が必要です。この試験を通じて、受験者はArduinoを用いた電子工作の基礎を学び、その理解度を測ることができます。
日本SoC技術者育成協会について
協会は、SoC(System-on-a-Chip)技術を広めるために設立されました。理事長の吉政忠志氏を中心に、多くのメンバーが協力して教育活動を行っています。これまでに、未経験者や学生向けにさまざまなプログラムを展開しており、広く技術者の育成を目指しています。
試験の詳細
「SoC検定試験 for Arduino」の受験料金は1万円(税別)で、全国に250か所以上あるCBT試験センターで受験可能です。学割も設定される予定で、より多くの学生が参加しやすい環境が整えられています。また、関連書籍として「これ1冊でできる!Arduinoではじめる電子工作 超入門改訂第3版」が推薦されています。
この書籍を活用すれば、試験対策だけでなく、Arduinoを使った楽しいプロジェクトにも挑戦できるでしょう。
今後の展開
協会は、2019年9月にベータ試験を実施し、2020年1月に本試験を全国で開始しました。試験の普及を促進し、技術者育成のための活動をさらに広げていく見込みです。
代表者の紹介
検定試験普及大使として活動する太田智美氏は、音楽とロボット技術の研究者であり、初心者としてArduinoに挑戦しています。彼女の経験を通じて、多くの人に親しみやすいイメージを持ってもらい、技術者の道を開く手助けをしたいと語っています。
まとめ
「SoC検定試験 for Arduino」は、今後のIoT時代に向けた新しい教育プログラムとして注目されています。多くの若者がこの試験を通じてコンピュータサイエンスの基礎を身につけ、将来の技術者として活躍することが期待されています。受験を考えている方はぜひ、一歩踏み出してみてください!
会社情報
- 会社名
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吉政創成株式会社
- 住所
- 東京都世田谷区鎌田2-14-9
- 電話番号
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