元柔道世界王者、自作道衣で柔術世界一を目指す！ブランドKIMONO®︎に込めた想い

元柔道世界王者、新たな挑戦の舞台へ

日本の柔道界を長年支え、輝かしい実績を残してきた秋本啓之氏。元世界チャンピオンであり、現在は全日本柔道男子コーチを務める彼は、柔道の更なる発展を願う中、寝技を重視する柔術という武道に出会いました。

柔術の魅力に惹かれた秋本氏は、年齢や階級、色帯制度など、柔道にはない独自のシステムや、デザイン性の高い道衣に心を奪われます。日々の鍛錬の中で、世界柔術選手権への出場を決意。柔道の精神性と柔術の競技性の融合、そして日本の伝統技術を世界に発信する大きな目標を掲げ、新たな挑戦へと足を踏み出しました。

道衣KIMONO®︎：日本の技術と柔道の魂

秋本氏にとって、柔道と柔術は道衣を通じて触れ合うコンタクトスポーツという共通点があります。そこで彼は、柔道には柔術の自由で楽しい精神を、柔術には日本の高い技術と品質を融合させる必要性を感じました。

この考えから生まれたのが、秋本氏自身プロデュースによる道衣ブランド『KIMONO®︎』です。純国産にこだわり、高品質な綿生地と熟練の職人の技が織りなす道衣は、機能性、耐久性、デザイン性を兼ね備えています。

KIMONO®︎は、単なる競技用具ではありません。日本の伝統技術と、武道の精神が凝縮された、まさに魂を込めた作品です。秋本氏は、この道衣をまとい、世界柔術選手権で頂点を目指すと共に、世界中の人々に日本の技術と武道の魅力を伝えたいと願っています。

二つの挑戦：柔術世界一とブランド創設

世界柔術選手権への挑戦は、秋本氏にとって大きな転換点です。柔道家としての経験と知識、そして新たな目標である柔術への情熱が、彼を突き動かしています。

同時に、KIMONO®︎ブランドの創設もまた、大きな挑戦です。彼は、高品質な道衣を通じて、柔道や柔術を多くの人に知ってもらい、これらの武道が更に発展していくことを願っています。

秋本氏の挑戦は、単なるスポーツの枠を超え、日本の伝統文化と技術を世界に発信する、壮大なプロジェクトと言えるでしょう。世界柔術選手権での活躍はもちろん、KIMONO®︎ブランドの未来にも注目が集まります。