東亜薬品工業が新発売する生菌入り混合飼料「マイクロライフ®プライム」

東亜薬品工業が新しい生菌入り飼料を発表

東亜薬品工業株式会社は、自社開発のBA菌（BA-KING®、Bacillus amyloliquefaciensTOA5001）を含む新たな生菌入り混合飼料「マイクロライフ®プライム（米国、Phibro社）」を発売します。この製品は、今後畜産業界における生産性向上と経営改善に寄与することを目指しています。

新製品の特長と安全性

「マイクロライフ®プライム」には、厳しい評価を経たBA菌が含まれており、特に欧州食品安全機関（EFSA）による安全性および投与効果の評価がなされています。このBA菌は、2023年11月に欧州委員会によって家禽の腸内フローラ安定剤として新規飼料添加物の販売承認を受け、12月7日に正式に発布されました。このとき、BA菌は家禽業界において、腸内環境を整えることで健康を保つ重要な役割を果たすことが期待されています。

開発とビジョン

東亜薬品工業は、1948年に設立されて以来、医薬品や動物用医薬品の分野で信頼の置かれる企業を目指してきました。新たに投入される「マイクロライフ®プライム」は、従来の製品と差別化された特長を持ち、飼料産業の技術革新に寄与すると考えています。今後、同社は畜産業界のニーズに応じた製品開発を続け、さらなる生産性向上に貢献することを宣言しています。