カバヤ食品が新しいオフィスをオープン
菓子メーカーのカバヤ食品株式会社が、東京の新しい本社オフィスを開設しました。このオフィスは、社員と会社が共に成長できる環境を提供することをテーマとしており、若手社員のアイデアを取り入れた「四季」をデザインコンセプトにしています。
大切にした「四季」をテーマにした空間作り
カバヤ食品が新オフィスで重視したのは、インナーブランディングの視点からの空間づくりです。この理念に基づき、オフィス内のデザインには春夏秋冬の四季を表現した要素が多く取り入れられています。四季の変化は、仕事のスタイルの多様性と対応する働き方「ABW(アクティビティベースドワーキング)」とも親和性が高く、社員がそれぞれのスタイルで働けるような環境が整っています。
スペースとデザインの工夫
新オフィスは、エントランス周りが特に洗練されたイメージとなっており、自社製品の陳列を排除して落ち着いた雰囲気を演出しています。デザインは重厚感があり、来訪者にとっても印象的な空間となっています。また、約320坪の広さを活かした、170席の執務席、10室の会議室、さらにWeb会議用の設備が整った個室など、多機能な空間が標準装備されています。ここには、個室やブースも設けられ、リモートワークや集中して作業する環境も充実しています。
従業員たちの反応
カバヤ食品の人事・総務本部長、田島修氏は、今回のオフィス移転について「新しい環境に移ってから、以前よりも快適に働けるという声をたくさんの社員から聞いています。新オフィスが、自分の成長を実感できる場となることを期待しています」と語っています。ポジティブなフィードバックが無数の社員から寄せられており、出社欲が高まっている様子です。
三菱地所リアルエステートサービスの支援
オフィス移転に関しては、三菱地所リアルエステートサービスが包括的にサポートしました。移転計画のスケジュール提案やボトルネックの事前共有、物件の紹介、さらには移転プロジェクトの全体管理を行いました。カバヤ食品の東京本社移転は、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡の営業拠点の移転にも影響を与え、全社的な計画を支援する役割を果たしています。
アクセスと施設の概要
新本社は、東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ」駅に直結しており、利便性の高い立地にあります。約15坪のカフェスペースも併設されており、社員同士の交流やリラックススペースとして活用されています。また、マーケティング部門やトレードマーケティング部門など、オフィス内では多岐にわたる機能が連携して働くことが可能です。
この新しいオフィスが、今後のカバヤ食品のさらなる成長を支える場となることが期待されています。