国民的アニメの魅力を浮世絵で堪能
人気アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観を基にした「ゲゲゲ浮世絵」シリーズから、特に反響が大きかった「道連れの酌」が再販されることが決まりました。この作品は昨年短期間で完売したことから、多くのファンが再販を待ち望んでいた一枚です。再販期間は11月21日から12月7日まで、オンラインショップ「浮世絵工房」での販売となります。
「道連れの酌」その魅力とは?
「道連れの酌」は、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に登場する鬼太郎の父と水木を描写した作品です。明治期の浮世絵師、豊原国周の「楽屋二階影評判」に着想を得ており、重要な情報を影絵で捉える表現手法が印象的です。二人の人物が障子の影越しに一献交わす姿は、単なる友情以上の深い絆を感じさせます。
戦後の独特な雰囲気を表現
この作品は昭和31年の舞台設定を意識し、セピアトーンで統一されています。日本の古き良き時代を感じさせる色合いとデザインが、見た人に懐かしさと新鮮さを同時に提供します。また、浮世絵特有の筆致が物語性を強調し、観る者を作品の世界へと引き込む力を持っています。
受注生産で特別な一枚を手に
「ゲゲゲ浮世絵 道連れの酌」は、30,000円(税別)で提供されます。全ての作品にはシリアルナンバーが付与されるほか、第四版では200部のみの生産が行われるため、手に入れるのは早い者勝ち。その後は第六版に移行するため、早めの購入が推奨されます。商品のサイズは絵が縦29.0㎝×横20.4㎝、額装部分が縦41.0㎝×横32.2㎝と、インテリアとしても映えるデザインです。
ショップ情報と作家プロフィール
作品は「浮世絵工房」のオンラインショップで購入可能です。様々な浮世絵を企画・制作する株式会社版三が手掛けるこの作品には、エンターテイメントとアートが融合しています。デザイン担当の江幡喜之は、鉄腕アトムとのNFTアートコラボなど、幅広く活動しており、浮世絵の魅力を現代に伝えています。また、未来少年コナンやゴジラ、藤子・F・不二雄とのコラボレーション作など、幅広いジャンルで浮世絵の新たな息吹を吹き込んでいます。
おわりに
この機会にぜひ「ゲゲゲ浮世絵 道連れの酌」を手に取り、国民的アニメの世界観を浮世絵でお楽しみください。浮世絵やアニメファンにとって、特別な一枚となること間違いなしです。
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©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会