IVRyの進化とその魅力
株式会社IVRy(アイブリー)が提供する対話型音声AI SaaS「IVRy」の累計アカウント数が2024年10月7日に20,000件を突破しました。このサービスは、電話応答の分岐設定が自由自在で、AIによる自動応答や予約代行、録音、文字起こし、AI要約、SMS送信、顧客管理(CRM)、さらにLINEやチャットツールへの着電通知など、多彩な機能を提供しています。月額2,980円からスタートでき、固定電話番号を用いた受発信も可能です。
契約数の急成長
IVRyは、中小企業から大企業まで利用されており、導入企業の約70%は中小企業にあたります。2024年10月時点で、アカウントは47都道府県の88業界以上にわたっています。これにより、多様な業種での導入実績があることから、幅広いニーズに応えています。
機能の充実と新たな連携
このサービスは、2024年9月のアップデートにより、企業が所有する固定電話番号での受発信が実現しました。これにより、外出先でも固定電話番号を使用して応答できるため、ビジネスシーンでの利便性が向上しました。また、2024年10月にはリクルートの予約管理アプリ「レストランボード」との連携を発表し、AIによる24時間体制の電話予約サービスを開始しました。これにより、従来の電話予約業務が大幅に効率化され、顧客サービスの向上にも寄与しています。
通話データの価値
IVRyの真髄は、単に電話業務の効率化を図るだけでなく、同時に獲得した通話データの蓄積と分析にあります。クラウド上に集約された通話データをAIで高度に分析することで、ビジネスの様々な課題を解決する手助けをしています。これまで電話機本体や子機しか保存できなかった通話データを、AIの力で新たな価値に生まれ変わらせる試みは、業界にとって革命的です。
人手不足問題の解決に向けたビジョン
IVRyの代表取締役CEO、奥西亮賀氏は「今後も企業の人手不足解消に貢献するため、最新技術を駆使した機能改善やサービスの拡充を続けていく」と述べています。日本には500万を超える事業所が存在し、多くが人手不足に直面しています。IVRyは電話業務の効率化を通じて、この構造的な問題を解決するためのソリューションを提供しており、企業が集中したい業務にもっと集中できる環境を整えることを目指しています。
今後の展望
IVRyは「Work is Fun」を掲げ、誰もが楽しく働ける職場環境を促進していく方針です。技術の進化とともに、AI技術の活用領域を拡大し、カスタマーハラスメントなどの社会的な問題解決にも寄与していくことで、業界全体の生産性向上に寄与することを目指しています。最新技術を通じてビジネスの未来を切り開くIVRyの動向に、今後も注目が集まります。
詳細情報は公式サイト
IVRyをご覧ください。