CIPHER-COREのベトナムでの取り組み
はじめに
サイファ・コア株式会社(以下、CIPHER-CORE)は、2025年にベトナムで開催したIR戦略Zoom会議にて、現地における暗号資産関連制度の進捗状況について関係者と情報を共有しました。この会議は、CIPHER-COREにとってベトナム市場での今後の展開を見極める重要な機会となりました。
ベトナムにおける制度整備
会議では、ベトナム政府が暗号資産事業に関する新しい法制度の整備に着手し、民間企業へのライセンス発行プロセスが始まったことが報告されました。このライセンスは、ベトナムで5社に限定して発行される予定で、CIPHER-COREの現地パートナー企業がその対象に選定される可能性があります。
CIPHER-COREの現地法人であるCipher Core Vietnam Joint Stock Company(CIPHER-CORE VN)は、ライセンス取得を目指す企業に対し、最新の暗号技術に基づくプラットフォームを提供します。そして、法制度に適合した形でのシステム導入と運用支援が見込まれています。
CIPHER-COREの技術と事業戦略
CIPHER-COREは、従来のブロックチェーン技術に頼らない「完全暗号」ベースの分散型プラットフォームを独自に開発しており、高度なセキュリティと制度適合性を兼ね備えています。この技術を用いることで、ベトナムにおける制度枠組み内でも事業展開が可能であることを示すことが期待されています。他国への展開への道を開く重要な一歩とも言えるでしょう。
広報・IR方針の確認
会議では、広報・IRに関する方針も確認され、以下の戦略が盛り込まれました:
- - ベトナムでの制度整備や提携プロジェクトを、日本語、英語、ベトナム語の多言語で段階的に発信していく
- - 現地パートナーとの関係性や提供技術に関する情報を、明確かつ透明性を持って提供する
- - 日本、ベトナム、バングラデシュを含む多国間展開において、制度対応と技術的信頼性を強化するIR戦略を推進する
結論
CIPHER-COREは、このたびの会議を通じて、ベトナムにおける暗号資産プラットフォームの制度準拠型提供を加速させることを目指しています。完全暗号という先進的な技術を活用し、制度と技術の調和を図った社会実装を、グローバルに展開する計画です。今後の進捗については、公式ウェブサイトやニュースリリースを通じて随時更新する予定です。
会社概要
CIPHER-COREは、フィンテック事業を中心に、独自に開発した「完全暗号」技術を基盤とするCBDCプラットフォームや分散型暗号資産プラットフォームを提供しています。また、情報セキュリティツールを活用した研修や完全秘匿通信の提供など、幅広い事業に取り組んでいます。もっと詳しく知りたい方は
公式サイトへどうぞ。