地域活性化を目指す博報堂の新プロジェクト「HAKUHODOふるさとBiz」

博報堂が新しい地域産業支援プロジェクトを発表

株式会社博報堂（本社：東京都港区）が新たに立ち上げた「HAKUHODOふるさとBiz」は、地域の産業をサポートするためのアーティストとの協働型特産品開発プロジェクトです。このプロジェクトでは、地域産業の新たな収益や価値を創出することを目的としており、特に人気ガールズバンド「SILENT SIREN」とのコラボレーションを通じて日本ワインの振興に取り組みます。

プロジェクトの背景

近年、国内の一次産業は価格競争が激化しており、特に地方では高齢化や後継者不足が問題視されています。これにより、耕作放棄地が増えるなど地域の活力が落ち込んでいる現状があります。そうした課題を解決するために、HAKUHODOふるさとBizは地域の特産品開発にアプローチし、アーティストの影響力を活用することで地域の魅力を発信します。

初のコラボレーション

プロジェクトの第一弾として、SILENT SIRENが福島県の「ふくしま農家の夢ワイナリー」と共に、日本ワインの特産品を開発しました。彼女たちの音楽活動やコミュニティ「Chateau」を通じて、ワインを楽しく飲んでほしいとの思いから、二つの新商品が誕生しました。

1. 赤ワイン: Chateau Romanshu CHEERS SIGN！2024
720ml 4,500円（税込）
特徴的な風味のこの赤ワインは、福島県で生産された「ヤマ・ソーヴィニオン」を100％使用し、熟成された深い味わいが楽しめます。「乾杯」の合図として名付けられました。

2. スパークリング白ワイン: Chateau Romanshu Sparkling Shine2024
500ml 2,500円（税込）
フレッシュな柑橘系の香りが特徴の微発泡ワイン。この商品名には、仲間とのキラキラした時間を過ごしてほしいという願いが込められています。

今後の展開

HAKUHODOふるさとBizでは、今後も他の地域や産業への支援を行い、特産品開発にとどまらず多様なアプローチで日本の第一次産業を活性化するとともに、地域の収益向上に貢献していきます。また、自治体や事業者からの連携も募っています。

このプロジェクトを通じて、地域が持つ良さを新たに発見し、魅力を引き出すことで、お客様に新しい体験を提供することを目指しています。