三菱UFJグループが『マイボトル利用促進プログラム』を導入し環境意識を高める

三菱UFJグループが導入するマイボトル利用促進プログラム

三菱UFJフィナンシャルグループ（MUFG）は、プラスチックカップやペットボトルの利用を削減し、CO2の排出を減らす「マイボトル利用促進プログラム」を導入しました。このプログラムは、環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。

MUFGの目指すカーボンニュートラル

MUFGは2021年5月に2050年までにカーボンニュートラルを達成することを宣言し、様々な取り組みを実施してきました。中期経営計画では「社会課題の解決」を3本柱の一つとして掲げ、特に『カーボンニュートラル社会の実現』や『循環型経済の促進』を優先課題として進めています。

この度、MUFGは株式会社サトーと象印マホービン株式会社をパートナーとして選び、社員自らが積極的に環境問題に取り組む機会を提供することを決定しました。半年間にわたり、マイボトルの利用奨励を通じて、プラスチックの使用を削減し、環境への関心を高めることを目的としています。

プログラムの実施詳細

この取り組みは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の3社が協力して実施します。プログラムの実施は三菱UFJ信託銀行本店ビルを中心に行われ、選ばれた400名の社員が参加します。彼らはオフィス内でマイボトルの使用を促進し、14,500本のペットボトルを削減、さらに1,740kgのCO2削減を目指します。

プログラムの特徴

『マイボトル利用促進プログラム』は、サトーが得意とする自動認識技術（RFID）を活用し、独自に開発されたアプリを通じてCO2削減状況を可視化します。また、象印マホービンが開発したマイボトル用の洗浄機も導入し、無理なくマイボトルを利用できるような環境を整えます。

本プログラムは、大学の研究機関と連携し、その効果についての検証・評価も行います。参加者は、実施前、実施中、実施後にアンケートを受け、行動の変化や意識の向上を測る材料となるでしょう。

社会課題解決に向けた第一歩

MUFGが展開するこのプログラムは、単なる社内施策に留まらず、持続可能な社会に向けた大きな貢献として期待されています。環境意識の高まりを促すことで、社員一人ひとりが持続可能性に対する意識を持ち、今後もさまざまな社会貢献に携わっていくことが求められます。

このように、企業が取り組むべき社会問題として注目される環境問題に対して、積極的に行動を起こす姿勢が大切です。MUFGの取り組みが、多くの企業に広がり、より良い未来の実現に貢献することを期待しています。