JTG証券、上田祐介氏を新チーフ・インベストメント・ストラテジストとして迎える
外国債券で知られるJTG証券(Jトラストグローバル証券株式会社)は、2025年3月1日付で上田祐介氏をチーフ・インベストメント・ストラテジストに迎えることを発表しました。この人事は同社がさらなる情報発信の強化を目指す一環として行われており、上田氏はこの役職において債券市場やマーケット関連情報の動画およびレポートの配信を行い、顧客へ質の高い投資判断の機会を提供します。
上田祐介氏の経歴
上田氏は1991年に大和総研でキャリアをスタートし、2001年以降は欧州系および米系投資銀行でクレジット関連業務を幅広く担当。その後、2010年にはメリルリンチ日本証券のチーフ・クレジットストラテジストに就任、そして2017年には三菱UFJモルガン・スタンレー証券で同様の職務を務めました。上田氏は日経ヴェリタス債券アナリストランキングでも複数年にわたり上位に名を連ねる実績を持ち、その経験がJTG証券の今後の業績にも大きく影響を与えることが期待されています。
JTG証券の通信強化とは
JTG証券の代表である矢田耕一氏は、「外国債券のJTG証券」としてのブランド力を強化し、債券ラインナップとともに多様な投資情報を提供することで、顧客の信頼を得ることに注力すると述べています。上田氏の就任により、外国債券情報の提供が強化され、自社の競争力を高めることを目指します。
この施策は、投資家に向けてさらに充実した情報を提供し、彼らの投資判断の向上に貢献することが狙いです。特に、外国債券関連の情報については、正確さやタイムリーさが求められるため、上田氏の知見が大きな力になると期待されています。
JTG証券のミッション
JTG証券は、創業から61年を経た老舗証券会社であり、2022年には自社の新体制を発足。企業理念として「顧客を含むすべてのステークホルダーから信頼される金融機関」を掲げており、その中で質の高いサービスを提供することが使命とされています。今後も、既成概念に縛られず革新的なアプローチを通じて、新たな付加価値を顧客に届けることを誓っています。
コア領域における取り組み
同社は「海外投資のJTG証券」、「ベンチャー企業を応援するJTG証券」、「ウェルスマネジメントのJTG証券」という3つのコア領域に特化し、付加価値の創造に取り組みます。上田氏の就任は、これらの領域の深化にも寄与することが見込まれており、今後の動向に大いに注目が集まります。
会社概要
- - 社名:Jトラストグローバル証券株式会社
- - 所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー7階
- - 代表者:矢田耕一
- - 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第35号
- - 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
JTG証券のウェブサイトでも、今後の取り組みやサービスについての情報を随時更新していく予定です。顧客はこれを機に外国債券市场にさらに関心を持つことでしょう。