インバウンド消費の変化と展示会の魅力
近年、訪日外国人の消費行動が大きな変化を見せています。これまでの「モノ消費」から「コト消費」へと移行しているのです。このトレンドは日本全体の観光業に明るい未来をもたらす兆しでもあります。2025年上半期に予測される大阪への訪日外国人観光客数は過去最高の848万人とされており、これを背景に様々な新商品やサービスの登場が期待されています。
その一環として、2025年9月24日から26日まで、大阪のインテックス大阪で「インバウンド向けグッズEXPO」が開催されます。この展示会には、日本の伝統や技術を生かした製品が多く出展される予定です。中でも、和のデザインあふれる商品や、訪日外国人が「コト消費」を体験できる抹茶体験、環境保護に配慮したサステナブルな商品が注目されています。
新しい魅力を発見するチャンス
このイベントでは、従来の「クールジャパン」のイメージを超え、地方に根ざした伝統技術や社会課題を解決するサステナブルな商品が多く紹介されます。「新時代のクールジャパン」として、日本が誇る新しいスタイルを発信する場として位置づけられています。
展示会の一部出展製品を紹介します。まず、株式会社望月屏風店の雛人形ボトルカバーは、ワインボトルに被せることで雛人形を飾るスタイルを実現。製品は本物の雛人形同様の作りで、細部へのこだわりが光ります。
続いて、シャチハタ株式会社の「ケズリキャップ 富士山」は、飲み終えたペットボトルを鉛筆削りに転用するエコ商品。この可愛いデザインは訪日外国人にも大変人気です。
さらに、有限会社なかしまが手掛ける「あーと畳」は、独自のプリント技術を応用した初のオリジナル画像を畳に印刷できる製品。和のテイストを新しく表現した製品です。
京都の株式会社たまやは、和文化を体験するための「抹茶キット」を制作。これにより、訪問者は日本の伝統文化を自ら体験できる機会が提供されます。
加えて、まつばら農園のプロジェクトでは、年間1.5トンのフードロスであった柿を美しい和紙の一筆箋にアップサイクルする取り組みを行い、持続可能性を追求しています。
また、株式会社いわさきが開発したリアルな食品サンプルを使ったしおりも、ユニークな日本文化を感じさせる商品として注目されています。
来場のご案内
このように、様々な「インバウンド向けグッズ」が出展される「インバウンド向けグッズEXPO」では、消費者が新しい文化や体験に触れる貴重な機会が盛りだくさんです。取材を希望される方は、事前に登録をすることでこの展示会の詳細を知ることができます。
展示概要
- - 会期: 2025年9月24日[水]~26日[金]
- - 会場: インテックス大阪
- - 主催: RX Japan 株式会社
詳しくは、
公式HPをチェックしてみてください。また、来場希望者は
こちらから登録できます。