生成AI「GAZAI」、シード資金調達で新たな一歩
株式会社GAZAIは、マンガやWebtoonに特化した画像生成AIサービス「GAZAI」を展開しています。この度、同社はシードラウンドで総額1億円の資金調達を成功させたことを発表しました。リード投資家にはPKSHA アルゴリズム2号を迎え、台湾のShiny Chemical Industrial Co., Ltd.が引受先として参加しました。
GAZAIの事業内容
GAZAIは、生成AIによって新たなエンターテイメントの創出を目指しています。ユーザーは制作した作品をSNSで手軽に共有できることで、創作活動を楽しむことができます。さらに、広告代理店に向けたエンタープライズプランも展開。ゲーム会社やWebtoonプロダクション、Vtuberプロダクションなど、クリエイティブな業務を行う企業へのサポートを重視しています。
特に、ファインチューニングを別のサーバ環境で行うことにより、顧客の学習データが外部に流出することを防ぎつつ、クリエイティブワークのコストを削減することが可能です。
今後の事業拡大に向けた資金使途
今回の資金調達を受け、GAZAIは以下の分野での事業拡大を計画しています。
- - マンガ広告:広告素材を生成AIを活用して制作し、新たなマーケティング手法を提供。
- - 新プラットフォーム機能の実装:ユーザー体験を向上させるために、さまざまな新機能を導入。
- - 生成AIを活用した新機能の提供開始:AI技術を駆使した新たなサービスを展開。
これにより、クリエイティブ業務のデジタル化と効率化を図り、エンターテイメント業界のコスト最適化を支援することが可能になります。
出資者のコメント
PKSHA アルゴリズム2号からの出資者、海老原秀幸氏は「GAZAIのシードラウンドに参加できることを嬉しく思っています。生成AIの出現により、クリエイティブ及びエンターテイメント業界は大きく変わると信じています。」と話します。
さらに、Shiny ChemicalのCEO、Andrew Sun氏は「GAZAIチームの熱意を感じ、その事業展開に期待しています。」と述べ、これからの進化に期待を寄せました。
オンラインセミナーの開催
また、GAZAIは無料で「GAZAIを利用した漫画広告の作り方」のオンラインセミナーを開催します。セミナーでは、実際にGAZAIを使って漫画広告を作成する様子を紹介し、参加者には様々な知見を提供する予定です。参加希望者はフォームより申し込むことができます。
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会社概要
- - 本社:東京都渋谷区円山町15-3グランエストビル
- - 代表者:一岡亮大
- - 設立日:2024年2月
- - 事業内容:画像生成AIプラットフォーム事業、AIコンサルティング事業、AIサーバ販売事業など。
新しいエンターテイメントの形を模索するGAZAIに注目です。