株式会社Luup、30億円の資金調達を実施
この度、株式会社Luup(東京都千代田区、本社)は、約30億円の資金をデットファイナンスの手法で調達したことを発表しました。このうち半分にあたる15億円は、環境に配慮した「グリーンローン」としての資金であり、マイクロモビリティ業界における同社の取り組みを一層強化するものです。これにより、Luupの調達金額の累計は166億円となり、業界の進展に寄与する期待が高まっています。
Luupの事業ミッション
Luupは「街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる」ことをミッションに掲げ、電動の一人乗りマイクロモビリティサービスの普及を目指しています。オペレーションが進化する中で、同社のポート数はすでに1万箇所を超え、国内シェアマイクロモビリティ業界の中で最多を誇ります。これは、短距離移動のインフラとしての役割を果たし、都市生活の利便性を高める大きな一歩です。今後は車両数やポート数の増加、さらに展開エリアの拡大を進め、地域の自治体や警察とも連携して交通ルールの啓発、安全対策に取り組む意向を示しています。
環境への取り組み
今回の資金調達では、特にクリーンな交通手段として位置付けられる電動マイクロモビリティの購入資金が活用され、移動によるCO2排出量の削減に貢献する狙いがあります。Luupは、持続可能な社会を作り上げるための取り組みを続け、地域社会への還元を目指しています。
資金調達の概要
今回の資金調達においては、以下のような金融機関との連携が実現しました:
- - 三井住友銀行をアレンジャーとし、「グリーンローン」によるシンジケートローンの提供
- - みずほ銀行、あおぞら銀行からの融資
これにより、複数の金融機関が協調して融資を行う形を取り、Luupの事業発展を全面的にサポートしています。特に、三井住友銀行の藤間正順氏は、この取り組みがサステナブルファイナンスの新たな形を示すものであると強調しています。
未来の展望
Luupは、電動キックボードを新しい交通インフラとして位置付けるだけでなく、「駅前化」の理念を活かし、不動産の価値向上にも寄与することを目指しています。今後の事業拡大に合わせ、人々の生活圏が広がり、日常の選択肢が増えることによって、より豊かな生活が実現することが期待されています。また、安全性と安心感を提供する枠組み作りにも積極的に取り組む意向が示されています。
Luupでの採用情報
現在、Luupでは様々な職種での仲間を募集しています。渉外やアライアンス推進、データアナリスト、エンジニアリングマネージャーなど、多岐に渡るポジションを用意しており、興味のある方は公式の採用ページをチェックしてみてください。
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【会社概要】
Luupは、今後も成長を続け、より良い未来を築くために邁進していきます。