和歌山県が推進するアウトドア観光魅力発信事業の全容とは
和歌山県主催の「令和3年度和歌山アウトドア・フィールド魅力発信事業」について、今回はその詳細をお伝えします。この事業は、観光事業者を対象としたワークショップを通じて、地域内の観光商材の魅力を再確認し、新たな観光商品を共に企画・創出することを目的としています。
ワークショップの概要
このワークショップは、和歌山県内の様々な観光関連の業種に属する事業者たちが参加し、自らの地域の観光資源を見つめ直す良い機会になります。具体的には、体験事業者、宿泊施設、飲食店、キャンプ施設、自治体、観光DMOやDMCの方々を対象としています。これにより、地域ごとの独自性やストーリー性を生かした新しい観光商品を共に考える場を提供します。
参加費は無料で、事務局がサポートを行い、参加者同士が楽しく交流しながら取り組める環境が整えられています。この機会に興味を持たれた方はぜひ、気軽に申し込んでみてください。
アウトドア観光の重要性
本事業が注目される理由の一つは、旅行客のニーズが「モノ消費」から「コト消費」へシフトしていることです。つまり、観光客は物を買うのではなく、体験を重視する傾向が強まっています。このような背景から、和歌山県は豊かな自然を活かした観光コンテンツを積極的にPRし、訪れる観光客に新たな体験を提供することに力を入れています。
体験型観光への取り組み
和歌山県には海、山、川などの美しい自然が揃い、全国有数のアウトドアスポットとされています。観光客に向けて、農業体験やフルーツ狩り、キャンプ、温泉施設など、多彩なアクティビティを提供することで、訪れた際の滞在価値の向上を図っています。これらの魅力を最大限に引き出すため、事業者同士のネットワーク構築が重要とされています。
「わかやま遊び」特設ページ
和歌山県内での様々なアクティビティ体験についての情報をまとめた「わかやま遊び」特設ページも設けられています。このページでは、アクティビティジャパンに掲載されている県内の事業者の体験メニューやインタビュー動画、特集記事などが紹介されています。体験メニューの掲載は、すでにアクティビティジャパンを利用している事業者だけでなく、新たに利用を検討している事業者にも広く募集しています。
持続的な連携と発信の重要性
アクティビティジャパンは、和歌山県との連携を深め、観光客に新たな魅力を届ける商品開発に取り組んでいます。この場合の「伴走型」というのは、共に考え、実践し、進めていくスタイルを指していて、持続可能な観光促進に直結します。
これにより、観光情報や地域の楽しみ方を広く県外に発信し、和歌山県の魅力を伝えることが期待されています。
お問い合わせ先
本事業に関するお問い合わせは、和歌山県観光振興課振興班までご連絡ください。電話番号は073-441-2775です。
今後も、このような魅力的な事業に注目し、参加してみてはいかがでしょうか。和歌山県の魅力を再発見する旅が、あなたを待っています。