平和マネキンが全社員対象に救命講習を実施
株式会社平和マネキンは、先進的な取り組みとして全社員約200名が「普通救命講習Ⅰ」を受講することを決定しました。これは、商業施設などでの業務を通じて、緊急時に必要なスキルを身につけることを目的としています。平和マネキンは、マネキンやディスプレイ什器の製作、レンタルのほか、展示デザインやイベント施行を行っており、全国の商業施設へサービスを提供しています。
受講の目的
消防庁の調査によれば、2022年には106,930人がデパートや百貨店、その他の店舗で救急搬送されました。このようなデータからも、商業施設での安全対策が重要であることが分かります。特に、心停止などの緊急時に迅速に対応できるスキルを持つことは、生死を分ける重要な要素となります。
平和マネキンでは、全社員が毎年「普通救命講習Ⅰ」を受講し、3年ごとに更新が必要です。2024年はその更新の年であり、8月末までに全社員の50%が講習を終了する予定で、残りの社員も10月中旬までに受講を完了する見込みです。この取り組みを通じて、社員は緊急時の対応力を向上させ、地域社会における安全確保を目指します。
普通救命講習Ⅰの内容
「普通救命講習Ⅰ」では、一般市民が緊急時に実施する基本的な救命処置のスキルを学びます。講習内容には、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法、気道異物除去、止血法などの実技が含まれています。これにより、平和マネキンの社員たちは緊急事態において冷静に行動し、適切な判断を下せる能力を身につけることができます。
防災の日を前に社会的意義を強調
9月1日の「防災の日」は、災害や緊急事態に備える重要な機会です。この日は平和マネキンが全社員に救命講習を受講させることによって、地域の人々の命を守るための力を強化することを目的としています。平和マネキンは、地域社会の安全向上に向けた取り組みを継続し、社員の緊急対応力を高めていく所存です。
企業情報
株式会社平和マネキンは、大分県別府市に本社を置き、全国に47の営業拠点を展開。商業施設のディスプレイやイベント企画・施工など、多様なニーズに応える一貫したサポートを行っています。また、国内外を問わず積極的に事業展開し、業界の先端を行く企業としての地位を確立しています。
- 本社: 大分県別府市石垣東7丁目1番9号
- 東京本部: 東京都豊島区北大塚1丁目22番3号パークサイドビル3階
詳しい情報は公式サイトまたは採用HPをご覧ください。