資生堂「REVITALESSENCE SKIN GLOW Foundation」の新グローバルキャンペーンを発表

ニューヨークに拠点を置くデザインスタジオ、SOAR NYが手掛けた資生堂の2025年グローバルキャンペーンに注目が集まっています。このキャンペーンでは、最新のトレンドを取り入れたクリエイティブディレクションが施され、世界90の国と地域で展開される「REVITALESSENCE SKIN GLOW Foundation」が華やかに紹介されています。

アートディレクションの意義とアプローチ

SOAR NYの代表、花原正基氏は、モデルのキャスティングやスタイリング、ヘアメイクに至るまで徹底的にディテールを追求し、内面の美が表情ににじみ出るような人物像を描くことに力を注ぎました。洗練されたブランドアティテュードを表現しながら、消費者に本質的なビューティを提案することを目指しました。彼は、「Look & Feelを通じて商品の機能を伝えつつ、トレンド性も持たせたアスピレーショナルな世界観を創り出すことを重視しました」と語ります。

独自技術の視覚化

キャンペーンにおいては、資生堂が誇る「セラムファースト技術」のビジュアルを特に強調しています。モデルキービジュアルでは、肌の奥から輝くような効果を演出し、プロダクトキービジュアルでは美容液がファンデーション成分を包んでいる様子をリアリスティックに表現しました。この革新的なテクノロジーは、消費者に新しい使用体験をもたらすことを目指しているのです。

多角的アートディレクションでシームレスな展開

本プロジェクトでは、SNS、店頭、ECサイトといった様々なタッチポイントにおいて、統一されたビジュアル表現を確立しています。特に、ソーシャルメディアを通じた短時間の接触でも、商品価値や魅力が十分に伝わる工夫がなされています。花原氏は、スピーディでテンポ感のある映像を通じ、メイクアップの楽しさを直感的に感じ取れるように仕上げました。

SOAR NYのビジョン

SOAR NYは、美を生み出すことに特化したデザインスタジオであり、アートとビジネスを横断して独自の美を追求しています。日本のデザインを基盤とし、現代的なクラフトマンシップを融合させることで、クライアントの「本当に美しい1点」を力強く表現します。このアプローチは、ブランドの持続的な価値を創出するための重要な要素となっているのです。

花原正基氏は、今後もグローバルに展開するブランドの成長のため、挑戦的で革新性のあるプロジェクトに取り組む意欲を示しています。これからの活動から目が離せません。