船橋市に新たにオープン！ヤマシタの介護用品洗浄センターの魅力とは

新たな拠点が船橋に誕生！ヤマシタの介護用品洗浄センター

株式会社ヤマシタは、千葉県船橋市に介護用品洗浄の新拠点「千葉オペレーションセンター」を2025年春に開設することを発表しました。この最新の洗浄センターは、ヤマシタにとって5つ目となる拠点で、過去最大の規模を誇ります。

高齢化社会における重要性

介護業界の現状を考慮すると、団塊の世代約800万人が2025年には75歳を迎え、ますます高齢者人口が増加していく見込みです。この背景から、国は在宅介護の促進に取り組んでおり、ヤマシタもその一端を担っています。介護用品のレンタルは、介護保険を利用する高齢者の約7割が利用する重要なサービス。これを支える洗浄・メンテナンス体制を強化するため、新たな洗浄センターの開設が求められていました。

千葉オペレーションセンターの特徴

新設される「千葉オペレーションセンター」は、面積4,678㎡を誇り、関東全域の介護用品供給を支える役割を果たします。このセンターでは、業界初となる洗浄工程に「MA-T®」を導入し、洗浄効率を大幅に向上させている点が特筆すべきポイントです。この技術により、マットレスの洗浄時間を30%以上短縮でき、さらには消臭効果においても優れた結果が期待されています。

MA-T®の効果と重要性

MA-T®は日本で開発された画期的な酸化制御技術で、その応用範囲は広く、除菌や消臭に非常に効果的です。この技術を使った水溶液は、ほぼ水に近い状態でありながら、細菌やウイルスに触れると必要な量だけ水性ラジカルを生成し、高い除菌作用を発揮します。これにより、従来のマットレス洗浄における廃棄率を減少させることにもつながります。

ヤマシタの今後の展望

ヤマシタは、介護用品レンタルサービスの質をさらに向上させ、在宅介護を支える強固なインフラを築くことを目指しています。最近の動向として、同社はデジタルトランスフォーメーション（DX）にも着手しており、新たなテクノロジーと既存業務の融合を図っています。この取り組みにより、サービス品質と生産性を最大限に引き上げ、さらなる成長を遂げようとしています。