光文社K-POPメンバーとファンを結ぶD2Cモデルの実現
光文社が運営する「光文社K-POPメンバー」会員サイトが、コンテンツデータマーケティング株式会社(CDM)の提供する「Uniikeyz」を採用したことが発表されました。これにより、出版社とファンとのダイレクトな繋がりを実現するD2C(Direct to Consumer)モデルが始まりました。
Uniikeyzによる新たな情報基盤
「Uniikeyz」は、光文社が展開する複数のメディアを通じて、ユーザーの購買行動を可視化し、分析するための強力なデータ基盤です。これにより、光文社は会員の情報をIDベースで管理し、ターゲットに合わせたマーケティング施策を効果的に展開することが可能になります。この仕組みは、ファンビジネスの成長に向けた重要な一歩となります。
一般的に、電子チケット販売には多くの手続きが必要です。日時の指定や転売防止のための個人情報の管理、さらにそれを暗号化したQRコードの発行などが求められます。従来、このような複雑な業務は外部の業者に委託することが多く、主催者がユーザーの動向を非常に把握しにくい状況でした。
しかし、「Uniikeyz」の導入により、「D’FESTA TOKYOⅡ」では光文社が自社で会員に直接電子チケットを販売することが可能になりました。これに伴い、複雑な電子チケットに関連する業務も簡略化され、光文社はファンとダイレクトに関わることができるのです。これが、スマートなファンビジネスの具現化に繋がります。
D’FESTA TOKYOⅡの概要
「D’FESTA TOKYOⅡ」は、韓国の人気芸能ニュースメディア「Dispatch」の創立10周年を祝うイベントとして、2023年7月23日から9月4日まで開催された「D’FESTA TOKYO」の成功を背景に、羽田空港で行われることが決まっています。チケットはすでに完売しており、再度の開催要望に応えた形です。ここでも「Uniikeyz」が引き続き活用されることになっています。
Uniikeyzの特長
「Uniikeyz」は、ファンビジネスをスマートに進めるための多面的なサービスを提供しています。具体的には、次の三つのプロダクトがあります。
1.
Uniikey - 会員認証・管理サービスで、ファンの情報を一元的に管理する仕組みです。
2.
Uniikey Experience Cloud - ファンとのコミュニケーションを促進するデータマーケティングの基盤です。
3.
Uniikey D2C Cloud - コンテンツファンビジネスを1つの環境で完結させるサービスです。
株式会社コンテンツデータマーケティングの概要
CDMは2020年2月に設立され、東京都文京区を本社とする企業です。彼らは、コンテンツビジネスの基盤企画、開発、運営、およびマーケティングを行っており、どのように読者とコンテンツが繋がり、ビジネスが発展していくかを常に考えています。
企業詳細を参考に、新たな時代のファンビジネスの形を追求する企業として目が離せない存在です。
今後、この「Uniikeyz」を活用して、光文社はさらに多くのメディアを通じて、読者に最適なコンテンツを届ける仕組みを構築していく予定です。