セルシス、インドのアニメPRイベントに初出展
セルシスは、自社のアプリ「CLIP STUDIO PAINT」を活用して、アニメ愛好家やクリエイターとの接点を深めるため、日本のアニメ文化を広める「Mela! Mela! Anime Japan!! 2025」に協賛・出展しました。このイベントは、インドニューデリーで9月に開催され、約6万人の来場者を迎えました。
イベント概要
「Mela! Mela! Anime Japan!! 2025」は、日本のアニメ文化を促進することを目的とした多ジャンルイベントで、インド外務省や日本政府観光局などの後援を受けています。多くの企業ブースやファンイベントが集まり、参加者は日本のポップカルチャーを体験できる機会を得ました。
セルシスはこのイベントで、同社の人気アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を通じた塗り絵体験を提供し、アニメーションに対する理解を深めることにも寄与しました。このアプリは、イラストレーターやマンガ家に愛される高機能なツールであり、特に若者層をターゲットとした取り組みが目立ちます。
インドにおけるアニメ人気の高まり
インドのアニメーション市場は急成長しており、2032年までに50億ドルに達すると予測されています。これは、インターネットの普及やストリーミングサービスの利用拡大が背景にあります。特に、NetflixやCrunchyrollといったプラットフォームが普及し、多くの若者がアニメに触れる環境が整っています。
また、ソーシャルメディアの発展により、インド国内の若者たちの間でアニメコンテンツが急速に人気を集めています。このような市場環境において、セルシスがアニメイベントに参加したことは戦略的な選択と言えるでしょう。
セルシスのマーケティング戦略
セルシスは「MMAJ 2025」に出展し、色塗り体験の提供やライセンスキャラクターグッズの配布を通じて、参加者とのふれあいを大切にしました。加えて、現地のユーザーのニーズを把握し、そこに根差したマーケティング施策を行っています。これにより、日本のマンガやアニメ文化に関心を持つクリエイター層との接触を深め、「CLIP STUDIO PAINT」の認知度向上を狙っています。
今後もセルシスは、海外のさまざまなイベントに参加し、グローバルな展開をさらに強化していく方針です。インドでの成功を踏まえ、他の地域にも目を向けた戦略を展開することで、多彩なクリエイティブ市場への浸透を図ります。
クリエイター支援への取り組み
セルシスは、デジタルコンテンツ制作におけるクリエイターエコノミー市場の拡大を背景に、クリエイターの創作を支援するツールやプラットフォームを提供しています。特に「CLIP STUDIO PAINT」は、エントリーユーザーからプロフェッショナルまで、幅広いニーズに応える性能を実現しています。
また、セルシスは、アプリの利用者が全世界で5,500万人を超え、その大部分が海外ユーザーであることから、グローバルな視点でのサービス展開が急務であると認識しています。今後も、ありとあらゆるイベントに協賛して、クリエイターの「CREATOR JOURNEY」を総合的にサポートしていく所存です。
セルシスの特設サイトには、今後のイベント協賛情報が掲載されていますので、クリエイターの皆さんは要チェックです。