湘南美容クリニック 西川医師が国際学会で注目の研究を発表
湘南美容クリニックの皮膚科全体を統括する西川礼華医師が、2025年に韓国・ソウルで開催された国際学会「KOREADERMA 2025」に登壇し、彼の研究成果を発表しました。「KOREADERMA」はアジア最大級の皮膚科学の国際学会であり、さまざまな専門分野の研究者や医師が集まる場です。
西川医師の発表では、特に2つのテーマに焦点を当てました。1つ目は下まぶたの若返り治療です。この分野では、ヒアルロン酸などの注入治療とエネルギー機器を組み合わせることで、たるみや小ジワを自然に引き締める方法が紹介されました。
ヒアルロン酸注入とエネルギー治療の組み合わせ
具体的には、ヒアルロン酸を注入することによって、肌のボリュームを整えると同時に、最新のエネルギー機器を使っている点が特徴です。このアプローチにより、治療の効果がより自然に見えるという利点があります。
新たなレーザー治療法
二つ目のテーマは、532ナノメートルの波長を使ったレーザー治療についてです。この治療法は、シミなどの色素性病変に対するもので、西川医師は自動制御型のレーザー機器「CLASSYS S」を使用した結果として、出力の安定化と照射精度の向上がもたらす治療効果の可能性に言及しました。
西川医師は、美容医療が単に外見を変えることを目的にするのではなく、それよりも患者の生活をより良くするための医療であるべきだと強調しました。彼の発表は非常に実践的でわかりやすく、参加者からも高い評価を受けました。
美容医療の進化と国際的視点
近年、美容医療分野は急速に進化しています。新しい治療法や技術革新が相次ぎ、国際的な視野と専門知識の共有がより重要になっています。西川医師の研究成果は、これらの変化に対する重要な一歩であり、今後の美容医療にどのように影響を与えるのか、関心が高まります。
企業の取り組み
SBCメディカルグループは、今後も国際的な交流や研究を通じて革新的な取り組みを続け、美容医療の発展に貢献することを目指すという姿勢を示しています。国際学会「KOREADERMA」の成功を受けて、同グループはさらに多くの人々に質の高い医療サービスを提供することを目指しています。
専門家のプロフィール
西川礼華医師は、横浜市立大学医学部を卒業後、2015年に湘南美容クリニックの美容皮膚科医として入職、2018年には皮膚科全体統括に就任しました。彼は、美容皮膚科分野の治療の開発や医師や看護師への教育を担っており、エビデンスに基づく医療の推進に力を入れています。また、2023年にはSBC東京医療大学の客員教授に就任しました。
今後も西川医師の活躍に期待が寄せられています。