宿泊業界に革命を起こす「Byme」がウェビナーを開催し持続可能な観光業を提唱

宿泊施設向けの写真撮影アプリ「Byme」を運営する株式会社Tikarasが、旅行・宿泊業界に特化したウェビナーを開催します。初回は2024年11月12日（火）、第二回は同月26日（火）で、それぞれ13時からの予定です。本ウェビナーのテーマは「集客アクションで差をつける！レピュテーションマネジメントの最前線」であり、宿泊業における評判の管理手法について深く掘り下げていきます。

レピュテーションマネジメントとは

レピュテーションマネジメントとは、企業が評判を管理し、評価を高める活動全般を指します。特に宿泊業界では、口コミが収益に直結する重要な要素であり、評判を正しく管理することで、より良い顧客体験を提供できるとされています。宿泊施設の競争が激化する中、良い評判を育て、維持することは不可欠です。そのため、ウェビナーを通じて、最新の管理手法や成功事例が学べます。

ウェビナー開催の背景

このウェビナーを立ち上げるきっかけとなったのは、Tikarasが1年前に参加した業界展示会で、TrustYou株式会社との出会いでした。TrustYouは宿泊サイトの口コミを可視化するツールを提供し、「Byme」とのコラボレーションにより、宿泊業界のマーケティング問題を解決する道筋が見えたのです。

旅行業界では、観光資源のある都市に観光客が集中しがちですが、地方の魅力的な宿泊施設では集客が難しいという課題があります。Tikarasは、この格差を解消し、持続可能な観光業を実現するための取り組みを進めています。特に、まだ知られていない地域の魅力をアピールし、観光客の流れを分散化することで、地方の宿泊施設の収益向上を図ります。

起業の背景

代表の大島勇飛は、JTBでの勤務経験を経て、海外のオンライン旅行代理店（OTA）の先進的なシステムに感動し、自らのビジネスを立ち上げることを決意しました。彼の祖父や母が旅行業界で働いていた影響もあり、「旅」が身近な存在でした。しかし、日本の宿泊施設の多くは依然としてアナログな管理に頼っている実態があり、大島は講じられるべき変革の必要性を痛感しました。「Byme」のサービスは、宿泊業界におけるデジタル化を進め、これまでの常識を覆すことを目的としています。