コロナ禍におけるサイト売買市場の変化
2020年10月9日、国内最大級のサイト売買プラットフォーム「サイトキャッチャー」を運営するM&Aファースト株式会社が、コロナウイルスの影響を受けたサイト売買市場の調査結果を発表しました。この調査は、2020年1月から9月までの売却サイト登録件数と、サイト購入希望者の動向を掘り下げたもので、興味深い結果が浮かび上がりました。
売却サイト登録数の推移
調査の結果、コロナの影響が表れた2020年4月を境に、サイト売却の登録件数が増加傾向に転じたことが明らかになりました。具体的には、コロナ拡大前の2020年1月から3月の間には減少傾向が見られましたが、4月になると急激な増加が始まり、その後も続いているとのことです。この背景には、緊急事態宣言に伴う経済の冷え込みや、出入りの制限から、新たに事業を手放す経営者が増えたためと考えられます。
サイト購入希望者の増加
さらに、サイトキャッチャーにおけるサイト購入希望者の数もコロナによって影響を受けていることが分かりました。特に2020年4月からは、売却サイトの登録数増加とともに、購入希望者の登録者数も伸びています。この急増は、自宅作業の増加とインターネットの利用時間の拡大が相まって、新しい投資の機会としてサイト売買に関心を持つ人が増えたことが要因とされています。
新たな事業提携への道
コロナウイルスによる外出自粛要請の中で、企業や個人事業主が新たな事業の立ち上げや外部との提携の限界を感じる中、サイト売買は新しい手段として注目されています。特に、テレビ番組でも個人の事業買収が取り上げられるようになり、特に注目が高まっています。
株式会社M&Aファーストの今後
M&Aファースト株式会社は、今後もサイト売買市場の調査を続け、業界全体の発展に寄与する意向を示しています。代表取締役社長の柏野達也氏は、当社の調査を通じてサイト売買のトレンドを把握し、クライアントに最適なアドバイスを提供することが重要であると強調しています。
サイトキャッチャーについて
サイトキャッチャーは、サービス提供が15年以上にわたるサイト売買プラットフォームで、これまでに1200件以上のサイト売買の実績を誇ります。法人、個人を問わずにECサイトやアフィリエイトサイト、ブログなど、様々なサイトの売買をサポートしており、今後の市場にも大きな影響を与えることでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社M&Aファースト
- - 代表者: 代表取締役社長 柏野達也
- - 所在地: 東京都目黒区葉台1-30-11 土屋ビル11F
- - 資本金: 5百万円
- - 事業内容: サイト売買プラットフォーム「サイトキャッチャー」事業、M&A仲介事業、メディアコンサルティング事業、メディア運営事業
- - 公式サイト: サイトキャッチャー
コロナ禍の影響は多岐にわたりますが、サイト売買市場においても明確な変化が現れています。今後の動向に注目が必要です。