ZAICOが注目のAI-OCR技術を用いた受注管理システムを発表

ZAICOが発表した新サービス「zaico受注管理」

株式会社ZAICOが、新たに「zaico受注管理」をリリースした。このサービスは、AI-OCR技術を使い、紙やPDFでの注文書の情報を自動的にデジタル化し、在庫管理システム「zaico」と統合するものである。

受注管理の新しい扉を開く

特に、製造や物流業界でよく見られる、FAXやPDFで送信される紙ベースの注文書。これらを手動で入力する作業は、時間がかかる上に、ヒューマンエラーのリスクを高める。しかし、「zaico受注管理」を導入することで、受注情報の自動データ化を実現し、業務の効率化を推進する。

サービスの特徴

「zaico受注管理」サービスは、以下の2つの主な特徴を持っている：

1. 自動読み取り機能: アップロードされた注文書をAI-OCRが自動的に読み取り、正確にデータ化。手書きの内容でも高い認識率を誇り、表記の揺れにも対応。

2. 在庫データとの連動: 受注情報は「zaico」の在庫データとリアルタイムで接続されるため、出庫予定のデータも自動で生成される。

これにより、在庫の状況を常に把握しながら、受注業務を行なうことが可能になる。

効率化による改善効果

この新サービスの導入により、以下のような改善効果が期待できる：

- 手作業の削減: 受注情報の自動化により、職員の手作業やミスを大幅に削減することができる。
- 業務の標準化: 管理業務が標準化され、特定の人に依存することなく、全てのスタッフが効率的に業務をこなせる。
- 迅速な対応: 在庫数の確認や出庫指示が容易になり、現場とのコミュニケーションが円滑に行える。

開発の背景

このサービスは、実際に顧客から寄せられたフィードバックをもとに開発が進められた。多くの企業が紙の注文書を手入力する作業に苦しんでいることを知り、その解決策としてAI-OCR技術の導入を決定したのである。

ZAICOの代表、田村壽英氏がコメントしているように、現場での作業効率を高め、ミスを防ぐためには、技術の力を借りることが不可欠だと考えている。「zaico受注管理」は、その第一歩として位置付けられている。

未来への道

今後、ZAICOはこのサービスを通じて、さらなる効率化を目指し、仕入れや出荷に関する業務の最適化も進めていく予定だ。具体的には、在庫確認や出荷業務がよりスムーズに行えるようなシステムの開発が期待されている。

「zaico受注管理」は、現在契約中の顧客であれば誰でも利用可能で、期間限定プランとして提供されているため、是非この機会に試してみることをお勧めする。