山口県のオンライン診療
2026-06-01 12:56:20

山口県で進化する地域医療:オンライン診療の新たな取り組み

山口県で進化する地域医療:オンライン診療の新たな取り組み



株式会社ジェイエムインテグラルは、山口県が推進する「山口県デジタル実装モデル創出事業」の一環として、岩国市において新たなオンライン当直モデルの実証を成功裏に終えました。この取り組みは、高齢化と人材不足に直面する地域医療の体制を強化するためのものです。

事業概要と目的


本事業は、医療機関が持続可能な夜間当直体制を構築するために、ICT(情報通信技術)を利用した新しい連携の形を模索するものです。具体的には、岩国市内の複数の医療機関がオンラインでつながり、中核医療機関の医師が他の医療機関の夜間当直を支援する仕組みです。

地域の住民からは、救急医療体制を充実させるためのICTの導入が強く求められていますが、医師は不足しており、現行の夜間当直体制を維持するこが困難とされています。実証開始に先立ち行われたアンケートでも、8つの医療機関のうち5つが「現在の体制は持続不可能」と回答したことが示すように、地域医療の持続可能性に対するニーズが高まりのまさに今、変革が必要です。

実施内容と成果


本事業では、岩国市医療センターを中心に、周辺の医療機関と協力し、導入したオンライン診療の体制を約4ヶ月にわたり実証しました。具体的には、2025年11月から2月末までの間、月曜から木曜日の19時から翌日7時の間、夜間当直医療をオンラインで行い、入院患者444名、外来患者15名を対象にサービスを提供しました。

結果として、オンライン診療を利用した初期救急外来での対応率が最大85%に達しました。また、マニュアルや診療フローの整備、医療機関間での情報共有の促進など、医師と看護師間の信頼関係構築が進められました。

具体的には、発熱や入眠困難といった基本的な診療をオンラインで行うことで、実際に病院に行かずとも処方や診察が行える体制が構築されました。これにより、夜間における医師の負担が軽減されると共に、患者にとっても迅速な対応が可能となりました。

今後の展開


試行の結果を受けて、2026年4月からは岩国市医療センターにて成人向けの初期救急で公式にオンライン診療が開始される予定です。また、小児向けのオンライン診療も昨年度から扱われるようになり、今後は両方の領域での利用促進が期待されています。

株式会社ジェイエムインテグラルの代表取締役である和泉大志氏は、自身が育ったふるさとの医療向上に寄与できることに意義を感じ、この取り組みを通じて新たな可能性を見出したと語ります。今後も地域住民や医療関係者と共に、持続可能な医療体制の実現に向けて尽力するという意向を示しています。

本事業の成果は、山口県の医療現場向けのICT活用の一例として、他地域のモデルケースともなり得るでしょう。地域医療の持続可能性と質を向上させるための新しい道が、今まさに拓かれようとしています。


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会社情報

会社名
株式会社ジェイエムインテグラル
住所
東京都港区赤坂1-14-14第35興和ビル5F
電話番号
03-4500-7155

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