株式会社TRiCERA、シリーズB資金調達実施
現代アートのスタートアップである株式会社TRiCERAは、シリーズBラウンドでの資金調達を行い、累計調達額が約10億円に達したことを発表しました。この調達は、アジア最大級のグローバルアートマーケットプレイス「TRiCERA ART」を運営する同社によるもので、新規投資家であるニッセイ・キャピタル株式会社や既存の投資家からの出資を受けて実施されました。
資金調達の背景と目的
TRiCERAは2018年11月に設立され、「創造力に国境なんてない」というビジョンのもと、アート作品を世界中に届ける仕組みを築いてきました。近年、会社は新しいアートの流通サービス「TRiCERA Resale」を開始し、市場価格の透明性を高めることでアート投資の成長を促進しています。この流れを受けて、2024年7月には過去最高の月次流通総額約2億円を記録しました。
この資金調達により、TRiCERAはさらなる事業成長を目指し、人材採用や海外展開に積極的に投資する方針です。
シリーズBラウンドの詳細
調達概要
- - 調達金額:非公開
- - 調達方法:第三者割当増資
- - 調達完了日:2024年5月末
- - 引受先:新規投資家及び既存投資家
このシリーズBラウンドの資金は、主に経営幹部の採用や海外拠点の設置に使われる予定です。TRiCERA社は、今後も成長を意識した形で拡大を続けていくと、その意思を表明しています。
引受先の期待
ニッセイ・キャピタルのキャピタリストである堀田 芽ノ世氏は、TRiCERAの井口博社長について、アート業界に挑む熱意と業界解像度の高さを評価し、成長の可能性を感じての投資であると語りました。また、顧客からの高い満足度が提供価値として証明されており、今後のグローバル展開に期待しているとのことです。
TRiCERA社代表からのメッセージ
井口 泰代表取締役は、今回の資金調達を迎えたことへの喜びを表明し、投資家がTRiCERAの成長を信じてくれたことを光栄に感じているとコメント。また、アーティストとコレクターとのネットワークの拡大を実感しており、この調達によってさらに世界へと事業を拡大させ、アート業界に革新をもたらす意志を示しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社TRiCERA
- - 代表取締役: 井口 泰
- - 本社: 東京都港区西麻布4-2-4 The Wall 3F
- - 設立: 2018年11月
- - サイト: TRiCERA公式サイト
- - 事業内容: グローバルアートマーケットプレイスの運営
人種や文化を超えて人々に感動を提供するアート。TRiCERAは、その可能性を最大限に引き出し、多くの人々にアート作品に触れる機会を提供することを使命としています。新しい仲間を求めており、幅広いポジションでの採用を行っています。
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