ウクライナのテニスプレーヤーが手がけるワイナリーが日本で独占販売開始

ウクライナワインが日本に上陸

ウクライナの著名なテニスプレーヤー、セルジー・スタホフスキーが所有する「スタホフスキーワイナリー」が、ついに日本での独占販売契約を締結しました。この契約により、ウクライナワインの新たな魅力が日本のワイン愛好者に届くこととなります。

ウクライナワインの特徴

ウクライナワインは、黒海やカルパチア山脈の恵まれた土壌で育まれたブドウから造られています。そのため、黒海のミネラルを含んだほのかな塩味や、豊かな花の香りが特徴です。歴史は11世紀にさかのぼるこの地域は、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどへの輸出も行っており、海外のワインフォーラムでの評価も高まっています。

さらに、「ワイン＆スピリッツウクライナ」といったイベントも開催され、世界中でその品質の高さが認識されていますが、日本では流通が限られていました。今回の契約を通じて、日本国内においてこの優れたウクライナワインを独占的に提供することになります。

独占販売契約の背景

株式会社ヘルムズは、他の輸入販売店に先駆けて「スタホフスキーワイナリー」との独占販売契約を締結しました。契約には、スタホフスキー自身も同席し、日本でのウクライナワインの拡大を約束しました。日本国内の提携飲食店や当社のウェブショップで、ウクライナワインが購入できるようになります。

横浜市との関係

特筆すべきは、ヘルムズが所在する神奈川県横浜市が昭和40年からウクライナ・オデッサ州と姉妹都市提携を結んでいる点です。この地域における文化的な交流を深化させることにより、ウクライナワインの認知度向上を目指しています。

当社としても、ウクライナワインを通じて横浜市の発展に寄与できればと考えています。そのために、ウクライナ出身のスタッフ、ヴァシア・アンナも在籍し、ワインを始めとする文化の橋渡し役を担っています。

スタホフスキーについて

セルジー・スタホフスキーは、ウクライナのキエフ出身のプロテニスプレイヤーで、過去には世界ランキング31位を記録しました。2015年からワイン造りに取り組み、既に彼のワイナリーは高い評価を受けています。
彼のウィンブルドンでの活躍や、オリンピック代表選手としての経験も、ワインビジネスに影響を与えているのかもしれません。

今後の展望

日本市場に進出したことで、ウクライナのワインの魅力を広める絶好のチャンスが訪れました。ヘルムズはウクライナの文化やワインの普及に向け、さらなる活動を展開していく予定です。いずれは、日本国内でも多くの人々にウクライナワインの深い味わいを楽しんでもらえることを願っています。神奈川県横浜市を拠点に、ウクライナワインの魅力を広げることに尽力していきます。