常石造船が造船セグメントの社名変更とロゴ統一を実施！新たな成長に向けた一歩

常石造船が新たな一歩を踏み出す

常石造船株式会社が2023年6月30日より、造船セグメントに属する5社の社名を変更し、企業ロゴを常石グループのブランドに統一することを発表しました。この変更は、急速に変化する海事産業の潮流に対応し、持続的な成長を図るための戦略的な施策の一環です。

社名変更の詳細

変更対象となるのは以下の5社で、それぞれの旧社名が新社名へと改名されます。

- 旧社名： 株式会社三保造船所 → 新社名： 常石三保造船株式会社
- 旧社名： 神田ドック株式会社 → 新社名： 常石呉ドック株式会社
- 旧社名： 三井E&S造船株式会社 → 新社名： 常石ソリューションズ東京ベイ株式会社
- 旧社名： 由良ドック株式会社 → 新社名： 常石由良ドック株式会社
- 旧社名： 株式会社三井造船昭島研究所 → 新社名： 常石造船昭島研究所株式会社

この社名変更により、常石グループの結束がさらに一層強化されることが期待されています。

企業の成り立ちと役割

常石造船は1917年に設立され、長い歴史を持つ造船・海運業の中核会社です。広島県福山市沼隈町に位置し、主にばら積み貨物船やコンテナ運搬船、タンカーの建造を行っています。また、国内外に生産拠点を持ち、フィリピンや中国にも工場があります。

社員数は901人（2025年1月1日現在）で、グループ全体では約20,000人に達します。常石グループは、顧客に高品質な船舶を提供することを常に目指しており、技術革新や持続可能な開発にも取り組んでいます。

奥村社長のコメント

代表取締役社長執行役員の奥村幸生氏は、「このたびの社名変更および企業ロゴの統一により、常石グループ造船セグメントはこれまで以上に一体となり、ブランド価値を高めていく所存です。これからも皆様のご支援をお願い申し上げます。」と述べています。

将来に向けた取り組み

今回の施策は、海事産業が直面する厳しい環境において、常石グループがどのように進化していくかを示す重要なステップとなります。新たな社名とロゴは、顧客や取引先に対して、一貫したメッセージを発信する役割を果たすでしょう。

最後に、常石造船は今後も技術の向上と環境への配慮を持って、海運業界でのリーダーシップを堅持していくことを目指しています。企業の成長に欠かせない要素として、持続可能な開発が掲げられている点も注目に値します。

詳細は、常石造船の公式ウェブサイトおよびESGサイトをご覧ください。