新たな映像文化を創造する『studio505』が誕生、縦型ショートドラマの未来を切り拓く

『studio505』がもたらす新たな映像体験

2023年、株式会社GOKKOが日本初の「縦型ショートドラマ特化型撮影スタジオ」『studio505』を設立しました。このスタジオは、スマートフォンを主な視聴デバイスとする現代のニーズを反映した、新たな映像文化を足掛かりにしています。

縦型撮影環境の最適化

『studio505』は、505坪の広大な敷地に18の撮影セットを設けており、従来の横型スタジオとは異なる独自のアングル設計やライティング、セットデザインを採用しています。これにより、視聴者はまるで物語の中にいるかのような没入感を得ることができます。バラエティ豊かな場面設定（学校、オフィス、バー、リビングなど）が可能で、年間1000本の縦型ショートドラマの制作を見込んでいます。

ハイクオリティなコンテンツ制作

GOKKOは、これまでにTikTokやYouTube Shortsでの成功を収め、50億回を超える再生回数を達成しました。そのノウハウを生かし、『studio505』では効率的なプロダクション体制を整え、監督や脚本から撮影、編集までを一貫して行うことが可能です。クリエイターたちは迅速に作品を作り上げ、経験を積むことができる環境が整っています。

新進気鋭のクリエイター支援

さらに、『studio505』は新しい才能の発掘にも注力しています。圧倒的な制作本数を通じて、若手クリエイターたちが自らのキャリアを築いていける機会を提供します。また、将来的にはオリジナルのIPの開発や、縦型ドラマの海外展開を視野に入れています。

縦型ショートドラマアプリ『POPCORN』の発表

2025年2月15日には、新しい縦型ショートドラマアプリ『POPCORN』のリリースが予定されています。このアプリでは、縦型ショートドラマの新たな文化を創造し、制作と配信を一体化させることで、短尺動画の概念を刷新することを目指しています。視聴者に「短時間でも心を動かす本格ドラマ」を提供し、単なるSNSの消費型動画とは一線を画す新しい体験を展開します。

企業の急成長と未来

GOKKOは、2024年のTikTok Awordにおいて、上半期トレンド大賞や特別賞を受賞しました。また、同年7月には日本テレビとJAFCOから11億円の資金調達を実施し、急成長を遂げる企業として注目を集めています。今後、作品の視聴体験を最適化し、市場全体のさらなる成長を促進していくことでしょう。

メディア公開イベント

2025年2月26日には、『studio505』のメディア向け公開イベントが開催されます。撮影環境のデモやトークセッションを通じて、縦型ショートドラマの可能性が探られる予定です。

GOKKOの取り組みが、日本のショートドラマ文化にどのような影響を与えていくのか、今後の動向に注目です。創造的で刺激的な作品が生まれる場所として『studio505』がどんな未来を描くのか、期待が高まります。