Prox Industriesの新提携
2026-06-17 10:57:09

Prox Industriesが物理AI実装に向けた新たなステップを促進する戦略的提携

Prox Industries、ユニバーサルロボットとの提携で物理AIの可能性を拡大



Prox Industries株式会社は、ユニバーサルロボット(UR)との新たな提携を通じて、フィジカルAIの研究開発を加速しています。このパートナーシップは、URの協働ロボット「UR3e」を活用し、物理AI技術の実装取り組みに注力するものです。

Physical AIの意義と挑戦



近年、VLA(Vision-Language-Action)や強化学習の進展により、自動化が難しかった製造や物流の工程に新たな可能性が見えてきました。特に、柔軟な物体を取り扱う多段階の工程や、変動が大きい環境での自動化が進むことで、これまでの技術では実現できなかった新たな技術の適用が期待されています。

物理AI技術のキーポイントは、実際の作業環境に適応した幅広い応用力にありますが、製造現場では素早い処理と安定した動作が同時に求められます。このため、Prox IndustriesではVLAなどの基盤モデル技術を活かし、各工程のタスクに合わせた実装方法の最適化に努めています。

具体的な取り組み



Prox Industriesは、これまでの顧客プロジェクトから得た知見を基に、特定の多段階タスクを要素に分解し、VLAやコンピュータビジョン、逆運動学(IK)などの技術を融合させるハイブリッドアプローチの開発を進めています。これにより、産業現場における再現性と実用性を重視した制御システムの確立が目指されています。

また、このプログラムでは新たなターゲットタスクの抽出とニーズに応じた自動化技術の実現を図り、製造、物流、建設、農業など多岐にわたる業界での社会実装の実現を追求しています。

未来への展望



Prox Industriesは今後、特定のロボットメーカーに依存しない独立系のPhysical AI開発企業として、さまざまなロボットを用いた研究開発に取り組み続けます。人手不足や生産性向上が求められる現代において、従来の方法では対応が難しい新しい課題が多く存在します。これらに応じた物理AIの導入は、環境への適応力が求められ、その実効性が試されます。

展示会での研究成果の発表も予定されており、特に2026年7月には東京ビッグサイトで開催される「フィジカルAI展」に出展し、新たな技術を紹介予定です。この機会を通じて、Prox Industriesは幅広い業界にフィジカルAIの価値を伝えていく考えです。

URの支援と背景



URの日本支社代表、山根剛氏は、同社の協働ロボットがこれまで数多くの研究機関で先進的なロボティクス技術の発展を支えてきたことを強調します。URの持つ柔軟性や拡張性、共同プロモーションを通じて、フィジカルAIの開発を加速することが期待されています。

Prox Industriesについて



Prox Industriesは、AIとロボット技術の融合により、物理労働の領域に知能を実装するスタートアップです。東京大学の松尾研から生まれたこの企業は、国内のエンタープライズ企業を中心にさまざまなプロジェクトを進めています。技術者と研究者が共同して高度な技術課題に取り組むことで、Physical AIの開発と社会実装を推進し、日本の次代の産業基盤づくりに貢献しようとしています。

詳細情報はProx Industriesの公式サイトにて確認できます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
Prox Industries株式会社
住所
東京都文京区本郷3-30-10本郷K&Kビル4階​
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。