オーガニックワインが選びやすくなる新たな取り組み
2025年の初春、酒類専門商社の株式会社モトックスが新たに有機JAS認証を取得したオーガニックワインに、視覚的に一目でわかる「有機JAS認証首掛け」を装着して出荷を開始します。この新しい取り組みは、消費者が安心して選べるオーガニックワインの選択肢を広げることを目的としています。
有機JAS認証の背景
2022年10月1日、改正JAS法が施行されました。この法律により、日本国内で有機JAS認証を取得した有機酒類や、海外から輸入した有機酒類にも「有機JASマーク」の表示が認められるようになりました。これによって、消費者はより安全に、有機ワインやオーガニックワインを選択できる環境が整いました。この改正によって、「有機酒類」の範囲が広がり、以前よりも多くのオプションが市場に登場するようになりました。
認証首掛けの導入の意味
改正JAS法施行後の経過措置期間を利用して、モトックスは消費者がオーガニックワインをより分かりやすく選べるようにすることを目指し、「有機JAS認証首掛け」を開発しました。2025年5月からは特におすすめの11銘柄のワインがこの首掛けを添えて出荷される予定です。モトックス社は今後も対象銘柄を増やしていく方針です。
デザインへのこだわり
この「有機JAS認証首掛け」は、モトックスの社員によるアンケートやデザイン案をもとに開発されました。プロジェクトチームメンバーが提案し、社内デザイナーが6つのデザイン案を作成。それを社内215名の社員が評価し、最も適したデザインが選ばれました。選ばれたデザインには「自然の恵み、グラスに注ぐ」というキャッチコピーが付けられ、オーガニックワインの持つ自然由来の魅力を強調しています。
このデザインは、ブドウから作られるオーガニックワインの特徴を表現。ブドウが育てられる過程や自然の恵みを感じさせるシンプルながらも目を引くイラストが特徴です。
株式会社モトックスの概要
モトックスは、1915年に創業した酒類専門商社であり、2025年には創業110周年を迎えます。「Value & Quality」を掲げ、世界中の厳選されたワインや和酒を提供しています。主に25カ国から輸入されたワインを取り扱い、日本国内の醸造所からの選りすぐりの日本酒、焼酎、泡盛も適正価格で提供。日本の食文化を広めることに全力を注いでいます。
企業情報
- - 本社: 大阪府東大阪市小阪本町1-6-20
- - 代表者: 寺西 太亮
- - 設立: 1954年3月(創業:1915年9月)
- - 事業内容: 酒類専門商社(輸入ワイン、全国から選りすぐりの日本酒、焼酎、泡盛)
- - 電話番号: 06-6723-3131
- - ウェブサイト: mottox.co.jp
お問い合わせ
- - 企業名: 株式会社モトックス
- - 電話番号: 0120-344101
オーガニックワインに新たに加わる首掛けマークを利用して、より多くの人々が健康的な選択をするきっかけとなればと思います。この取り組みが広がり、持続可能な生活へとつながることを願っています。