文芸誌『小説トリッパー』が創刊30周年を迎え重版決定
2025年に創刊30周年を迎える文芸誌『小説トリッパー』。その特別号が話題を呼び、ついに初の増刷が決定しました。読者からの大きな反響を受けてこれまでの寄稿者30人による30篇の短編小説を特集する豪華な企画が実現しました。
「30の小説」特集
創刊30周年を記念したこの号では、著名な30人の作家がそれぞれの視点で仕上げた短編を一堂に集めています。青山美智子の「ストールは赤」や米澤穂信の「世界を変えた三十人とラストプリンスタンディング」など、文学ファンにはたまらないラインナップが勢揃い。著者一人一人のスタイルが反映された作品の数々は、ジャンルを超えた多様性に富み、読み応えがあります。普段あまり読書をしない方々にも、新たな発見を提供してくれることでしょう。
新連載とレギュラー記事
さらに、この特別号からは新たに4本の連載もスタートします。篠田節子の「カンタータ」、恩田陸の「アナスタシア」、長嶋有の「吉祥寺は森の奥」、垣谷美雨の「空き家と移住」といった新しい物語が、これからの号でどのように展開されていくのか期待が高まります。また、好評の連載や書評、エッセイも掲載されており、多様な視点から楽しむことができます。
定期購読の開始
『小説トリッパー』は年4回発行される季刊誌として、2025年秋季号から定期購読を開始します。定期購読を申し込むことで、最新号が発売日に合わせて直接お届けされます。料金は5720円で、朝日新聞出版のウェブサイトから簡単に手続きできます。
書店での入手
記念すべきこの創刊30周年号は、2025年夏季号として6月17日に発売予定です。628ページにわたるボリュームで、特別定価1650円となっています。この機会に是非、自分自身だけでなく、友人や家族へのプレゼントとしても手に取ってみてはいかがでしょうか。この特別号を通じて、文学の魅力に触れ、心豊かな時を持つことができるでしょう。
まとめ
『小説トリッパー』の重版が発表されたことで、多くの文学ファンがその内容に期待を寄せています。創刊30周年という節目を迎えるこの特別号は、次世代を担う作家たちの作品や新たな物語に出会う絶好の機会です。これからも『小説トリッパー』から目が離せません。