石川直樹写真展「ASCENT OF 14 2001-2024」のご案内
2025年8月29日から9月18日まで、東京のフジフイルム スクエアにおいて、プロの写真家石川直樹氏の特別写真展「ASCENT OF 14 2001-2024」が開催されます。この展示は、ヒマラヤの挑戦的な冒険を記録した作品群を中心に構成されており、彼の23年にわたる情熱的な旅を振り返る貴重な機会となるでしょう。
展示の見どころ
本展では、石川氏が23歳で初めてチベットの地を踏んだ2001年以降の彼の登山活動を追体験できます。特に、8,000メートル峰の頂を目指した遠征の数々は圧巻です。2001年に始まったエベレストへの挑戦から、2024年のシシャパンマ登頂まで、彼は14座を完全に制覇しました。その道のりを撮影した写真が約70点も展示され、初公開となる作品が多く含まれています。
展示される作品の多くは、彼の初めての遠征で撮影されたポジフィルムからのものであり、大きく引き伸ばされた作品によって、観客は彼の視点からのヒマラヤの厳しさと美しさを感じ取ることができるでしょう。石川氏が捉えた風景は、単なる風景写真ではなく、彼自身の歴史と体験が凝縮されたものです。
写真展の開催概要
- - 会期: 2025年8月29日(金)〜9月18日(木)
- - 入場料: 無料
- - 開催場所: フジフイルム スクエア(東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン 内)、他
- - 開館時間: 10:00~19:00(最終日の入館は14:00まで)
この写真展は、写真に込められた石川氏のストーリーを丁寧に伝えていきます。彼が記録した旅行の思い出や、出会った人々の物語は、絵画を通して私たちに語りかけ、ヒマラヤの神秘的な美しさを感じさせることでしょう。
石川直樹氏のメッセージ
石川氏はこの写真展に際し、「私はここに立ち、実際に目にした風景を記録してきました。これは単なる表現ではなく、私自身の人生の一部です」と語っています。31年にわたる旅の中で、ヒマラヤの経験は特に心に深く刻まれていて、彼にとっては一生の宝物だと続けました。
観客は、彼の日々の記録と共に、苦しみや喜びを共有し、彼の足跡を辿ることになります。この展示は、彼の冒険に触れるとともに、ヒマラヤそのものの魅力を感じる機会でもあります。
写真展の関連イベント
さらに、この写真展では、石川氏自身が語るギャラリートークや、記念アーティストトークが行われます。ギャラリートークは事前予約不要で参加でき、アーティストトークは事前申し込みが必要です。詳細はお客様の参加にあたりフジフイルムのウェブサイトで確認してください。
終わりに
石川直樹氏の写真展は、入館が無料であるため、多くの方々が作品を楽しむことができる良い機会です。訪れる人々は、彼の作品を通じてヒマラヤの壮大な景観と、それに対する深い感情を体感することができるでしょう。この貴重な展示をお見逃しなく!