JR東日本スポーツがネクストベースと提携、新たなフィットネス施設を展開

JR東日本スポーツ株式会社が株式会社ネクストベースとの業務提携を正式に発表しました。この提携により、フィットネスとスポーツ科学を融合させた新たな形のトレーニング施設が東京都港区に誕生します。来春、JR浜松町駅から徒歩6分の好立地にオープン予定の「JEXER×NEXT BASE ATHLETES LAB」では、野球の動作解析を特化したトレーニングメニューを提供し、アスリートが求める性能向上を科学的にサポートします。

1. 業務提携の背景

この度の提携は、JR東日本スポーツのフィットネスクラブ運営のノウハウと、ネクストベースが有する先進的な動作解析技術を組み合わせ、より質の高いトレーニング体験を提供することを目的としています。株式会社ネクストベースは、これまで多くのプロ野球選手からアマチュア選手、さらには野球愛好者に至るまで、スポーツ科学を駆使したサポートを行ってきました。2024年9月には、メジャーリーグのシカゴ・カブスとのサポート契約を締結するなど、その信頼性は一層高まっています。

2. ATHLETES LABの魅力

新たに開店する「ATHLETES LAB」は、542平方メートルの広大な施設内に、ピッチングレーンやバッティングゲージ、フィジカルテストブースを完備。特に野球選手を対象としたトレーニングに重点を置いており、最新技術を駆使した動作解析が行われることで、個々のパフォーマンス向上を図ります。また、シミュレーションゴルフの導入により、様々なスポーツ体験を提供することができ、トレーニングからリラクゼーションまでをトータルにサポートします。

3. 社長のコメント

JR東日本スポーツ株式会社の代表取締役社長である穴吹昌弘氏は、「本業務提携は、フィットネス業界に新風を吹き込み、アスリートのスキル向上を支える新たなチャレンジである」と述べています。フィットネス業界は新型コロナウイルスの影響を受け、急激に変化していますが、この提携によってさらなる成長の機会が生まれることを期待しています。

一方、ネクストベースの代表取締役中尾信一氏は、「JR東日本スポーツとの協業を通じて、スポーツ愛好者にスポーツ科学の最先端を体験してもらえることを楽しみにしている」とコメントしています。スポーツが社会において占める役割が多様化している中、より多くの人々がスポーツの恩恵を享受できるよう尽力していくとしています。