リンカーズが掲げる新たな挑戦
技術と企業をつなぐプラットフォーム事業を展開しているリンカーズ株式会社は、2025年11月27日に本社を東京都港区に移転し、ブランドのリニューアルを実施しました。この新たな挑戦は、事業拡大と持続可能な成長を目指すもので、企業ロゴやカラー、ビジョン・ミッションの刷新を通じて、「技術流通のグローバル・プラットフォーム」の実現を加速させる試みです。
リブランディングの背景
創業以来、リンカーズは「技術と企業をつなぐ」ことを理念に掲げ、オープンイノベーション支援や技術マッチングを行ってきました。近年では企業間の連携や研究開発の重要性が増す中、リンカーズはパートナーとの共創を重視し、事業を拡大するために組織体制の見直しを進めています。今回の移転とリブランディングは、持続可能な企業成長とダイナミックなグローバル展開を進める上での基盤を強化するためのものです。
グローバル・プラットフォームへの進化
リンカーズは、国内のマッチングサービスという既存の枠組みを超え、技術流通を通じて国際的なプレゼンスを確立することを目指しています。新たなブランドアイデンティティにより、企業や技術、そして人々のつながりが生み出す無限の可能性を実感できる存在となることを目指しています。
強固な事業・組織基盤の構築
数百人から数千人規模への成長を考慮し、リンカーズは組織全体の強化に取り組んでいます。新しいブランドの下で、ブランド基盤を再構築し、事業を拡大していくことで、競争力をさらに高めていく意向です。
新しいブランドアイデンティティとそのデザイン
ブランドアイデンティティの再定義にあたり、リンカーズは「つながり」「挑戦」「共創」という3つのコアバリューを象徴するデザインを採用しました。新たな企業ロゴは、鎖をモチーフにし、2次元から3次元へと昇華したデザインです。このロゴは、マッチングする企業や技術、人々を表現し、リンカーズが秘める無限の可能性を象徴します。さらに、色には特別な意味が込められており、青は技術の色、赤は創発するイノベーションの火種を表しています。
新オフィスの特長
新オフィスの設計テーマは「共創」「サステナブル」「オープン」です。空間設計にはオープンなデザインが取り入れられ、社員同士の偶発的なコミュニケーションと共創を促進します。また、植物をふんだんに使い、穏やかで心地よい時間を提供する空間に仕上げられています。新オフィスは東京都港区三田三丁目5番19号、住友不動産東京三田ガーデンタワーの29階に位置しています。
代表取締役社長 前田佳宏のコメント
前田社長は、「私たちは“技術で世界をつなぐ”という創業以来の想いを胸に、次の成長ステージに踏み出します。また、新しいブランドに込められた「革新の連鎖」と新オフィスの「共創」の精神は、リンカーズの挑戦する姿勢を表しています。これからも多くの企業と技術の未来をつないでいく所存です」と意気込みを語りました。国内外のパートナーとの連携を強化し、オープンイノベーションを支える多面的なサービス展開を推進していく計画です。